1,京飛鳥&染谷祐希
「ども!染谷さん家の祐希君とーじょーっ!今何時や思とんねんおどれら…っ!!」
「んー、23時半過ぎかな?」
「よい子は寝る時間やん!……兄ちゃん誰?」
「俺?俺は京飛鳥っての(にっこり)覚えてね、よろしく。」
「よろしく!飛鳥も呼び出されたん?最悪やんなー。明日学校やのに…」
「まあまあ、どうせ授業なんて聞いちゃいないし大丈夫っしょー♪遅刻したら……すいませーんて笑顔でおっけーっしょ?」
「俺絶対怒られるー…っ!俺んトコの学校全寮制やねんけどなぁ、同室がオカンみたいな奴やから…」
「おかん(笑)いいね〜俺もおかんみたいなの欲しいくらい!てゆーかね、さっき兄ちゃんって言われたけどゆうちゃん何歳?」
「俺16やけど、飛鳥は?あ、ちょい待って!当てる!………………………18!」
「18って…そんな大人っぽいかー?俺もおないの高1なんだけど(笑)」
「まじでか!何やねんもー…どないしたらそんな背ぇ伸びんの?雰囲気も大人やしぃー」
「そりゃーもう、毎日女の子と仲良くしてたら伸びるんだってさ!」
「ホンマに!?………………………うち男子校やんっ!どないしょ、牛乳じゃ伸びひんの!?(焦」
「牛乳って逆にダメじゃないっけ?骨が固まっちゃうとかなんとか……」
「う…嘘やん…俺めっちゃ飲んどった…朝飯が和食でも飲んどった…。俺もニョキニョキ伸びてかっこよくなりたい…」
「あはは!和食に牛乳はきっついだろ!俺なんか牛乳嫌いだもんなー、なんてゆーか……ドンマイ(ニヤリ)」
「うっわ!おまっちょっと背ぇ高くてかっこえぇからて…っ!!ええもん俺標準やもん!まだ成長期やもん!そのうち飛鳥も抜いたるからな!」
「ゆうちゃん、俺のツレとおんなじこと言ってるしな(笑)そのままでも可愛いしいいんじゃね?」
「絶対そいつと気ぃ合うしな…。飛鳥、俺らは可愛いてゆわれたって嬉しないんやでー。男やったらかっこいい!って女の子にキャーキャーゆわれたい!…飛鳥はゆわれんねやろなぁ…」
「あ、俺って顔だけ見ると意外と童顔なんだけどなー。可愛いって言われることもあるぜ?だから気持ちはわからんでもない、うん。」
「じゃあ俺も金髪黒メッシュにしよかなー。そしたら飛鳥みたいに男前な雰囲気醸し出せるかも!!…あ、アカン、通り名が変わってまうわ」
「髪型、ゆうちゃんかっこいいって!俺も次そんな感じにしよっかな?でも金髪のあとだと色入んないか…にしても通り名?って?」
「伸び晒しやけどなー。俺チーム連中ん中で黒死蝶て呼ばれとんやんか。多分髪の毛黒いんが原因やと思うんやけど…今更金髪にしたら…なぁ?飛鳥は金髪似合うからそのまんまで居りぃよ。俺んトコの学校来たら絶対大人気なるでー」
「かっこいー…未知の世界ってやつだな。ゆうちゃんこそうちの学校ならまず王子確定だと思うなー。」
「アホな事やっとうだけやけどな…。王子て何やねん。あれか?演劇部とかの?」
「演劇部ならよかったかも。うーん…俺もまだよくわかんないけど、王子=生徒会長らしい。学校の象徴なんだと。でも王子って…他になかったのかって感じだよな(笑)」
「会長!って呼ばれる代わりに王子!って呼ばれんの?ちょ…恥ずかしいなそれ…副会長は閣下、とか?」
「そうそうそんな感じ!王子の権限は絶対らしいし、なんか…ややこしいよな。副会長は女の子で、姫だって……カユイよな。」
「はははは…すごい制度やな…。誰が考えたんやろなぁ…。」
「俺が思うに理事長の趣味、かな!…ゆうちゃんの趣味って何?」
「え、マヨネーズの特売日調べて買い込む事!後、俺基本パーカー好きやから、服屋巡りやなぁ。飛鳥は?」
「マヨネーズ……?そんなに好きなのか?す、すげーな。ちっちゃい関西弁野郎はみんなパーカー好きなのか?(笑)俺ー…無趣味かな?強いて言うなら町で女の子ナンパとか。」
「好き!何でもかけんで俺。
飛鳥の友達にも関西人でパーカー好きな奴おんの?あと…ちっちゃくないから(爽笑
俺ナンパってした事ない…ほらやっぱ飛鳥ってちょい大人やんけー」
「マヨラーってやつか!なんでもかけるならすぐなくなりそうだな〜。うん、たぶんゆうちゃんよりちっさい関西弁野郎。
ナンパねぇ…中学の時に先輩にパシりでやらされてその名残なんだよな、実は。」
「へー、そいつ会ってみたいなぁ。一緒に服見に行ったら楽しそう!てかナンパに後輩使うなや!って感じやし。そりゃ飛鳥やったら女の子引っかかりそうやけどさぁー?趣味がナンパなんやったらさぁ、飛鳥彼女おるん?」
「たぶん仲良くなりそう(笑)
ほんとにな、でも可愛い子連れてったら飯おごって貰えたのは助かったなー。彼女?いないいない、彼女作ったら遊べねぇしな。」
「わー、わー、大分遊んでまんなぁ兄ちゃんや…。羨ま…ゴホンゴホン。あ、メール来た」
「でも最近は忙しくて全然なんだよなー、たまには遊ばないとストレス溜まるってな。今度一緒に行くか♪あ、充電減った←」
「いやぁー…行ったら大変な事になるから遠慮しとく(笑)俺の事大好きなアホがおるからなぁ…充電しいよ!誰かさんはノート書きながら音楽聴いて充電してこれやっとうっちゅう忙しさぶり。俺いっつも思うねん。女って怖いなって。」
「保護者がいるんじゃ無理だなー、どうしても行きたくなったら言えよ〜(笑)器用な人もいるもんだな、俺には絶対無理ー。女は怖いぞー、なめちゃだめだぞー、ほんとに…な。」
「こっそりゆうからこっそり連れてってなー!約束!本気で喧嘩したら負けるんちゃうかて思う事が何回かあってさー。そう考えたら俺、まだ彼女いらんかも…」
「おっけー、楽しみにしとく!女の子に手はあげらんないしなー…口じゃ勝てる気しないしな(笑)彼女なしでも人生困んないって♪」
「とりあえず勉学に励まなやばいー!隣の席の奴と喋っとったら授業終わっとう事がざらにあってなぁ、このままやったら俺マジやばいかもしらんねん…。飛鳥頭いい?よさそうな感じやないけどー」
「勉学……?そんなもんなくても世の中なんとかなるって!な!」
「っておいおい!もしや飛鳥もお仲間か〜?頭いい奴に囲まれたら落ち込むよな〜。あんま気にせんけど。テスト休みは遊ぶ為にあるんやなんな!?」
「俺の周りもたぶん頭いいっぽいしな…くそっ、テスト休みにほんとに勉強してどーすんだよ…、なあ、ゆうちゃん?」
「ですよねー!さすが飛鳥!話しわかるわぁ!!授業はともかく、部屋で勉強しとったら遊びたくてウズウズすんねんよなぁ。…あ、オカンなルームメイトから着信入っとうわ…気付かんかった。飛鳥ー、俺そろそろ帰るけどー?」
「俺はバイトの疲れ溜まってるし、たまには早めに寝るかな〜。また話そうな!おかんなルームメイトも一緒に(笑)じゃ、おやすみ〜」
「ちっちゃい関西人もな!おやすみ!!」
後書き★
二人揃って
「楽しかった」
それだけ!!