節分座談会3


今年もやってみました、節分座談会!


祐「毎年恒例今日は節分〜」

十「去年の海鮮巻はすごく美味しかったね」

愁「俺ハブられてたけどな」

祐「そんなんしゃあないやん、愁が鬼やってくれへんねんから」

十「そうだよ。人生甘い汁ばっか吸えないんだよ、愁限定で」

愁「てめぇら良心どこに置いてきた」

祐「そんなん言うて、愁やる気満々やん」

十「鬼の仮面頭に付けちゃって…そんなに参加したかったんだ?」

愁「そう! 今年は去年や一昨年みたいにハブれると思うなよ! 俺が鬼になってやらぁ!」

祐「……」

十「……」

愁「おら、豆投げてこいよ鬼畜兄弟。防弾チョッキ着てっけどな」

祐「はぁ…」

十「ほんっと愁って空気読めないよね…」

愁「お前らだけには言われたくねぇよ」

祐「大体何なんそのカッコ。戦時中? 徴兵でもされたん? …はっ」

十「天下の九条愁が…はぁ、情けない。けーわいめ。ダサいキモいみっともない」

愁「なっ…それはお前らが毎年毎年…!」

祐「ないわーホンマないわ。自分の立場見誤んなや」

十「豆ぶつける気にもなんないよホント。しねば?」

愁「………っ!? も、もう…勝手にしろぉぉぉぉぉっ!!」

(口撃に耐えられず愁逃亡)

祐「……行った?」

十「…みたいだね」

祐「はーっ、よかったー。ちゃんと撒いていかな翔さん怒るもんなぁ」

十「全くだよ。ヘタに学習すんなっつーの。焦るよね」

祐「ま、撒けたし、恵方巻パーティーいこか」

十「そうだね。早く行かなきゃなくなっちゃう」

祐「手巻きもやるらしいで〜」


(やはり今年もハブられましたby愁)



 

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