Clap



〈ステラの素朴な疑問〉

「ねぇ、リオ」

「何だ?」

「ウチのパーティーの財布のヒモは誰が握ってるの?」

「俺だ。それがどうかしたのか?」

「そうゆうのって普通女の子が管理するんじゃないの?」

「ああ、ルウに任せていたこともあったぞ」

「じゃあ何で今は違うの?」

「ルウがあまりにも倹約家だったからだ」

「はぁ、つまり?」

「ルウの辞書に贅沢の文字はないということだ。あったとしてもステラの考える贅沢と比べたら可愛いものだが」

「そういえばルウって教会の生まれだった……。何か、アンタも苦労してんだね」

「個人的に魔物倒して稼いでも良いんだぞ。丸ごと自分のものだからな」

「そこまでアタシ強くないんですけど」

「なら文句言わないで俺の采配に甘んじとくんだな」

「ルウに任せるよりマシかも……」

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