知らないこともおしえてほしい
せんせいもおとこのこなんですね
もっかいテレパシー
怪しいもんじゃあないので嫌わないでください
わたしのかわいい戦闘機ちゃん
頭部からつま先まで
泣き虫だからって正義じゃない
ぶんぶんぶうん
蜂の子ふしだらはひふへほ
解剖学
物騒なおみ足で
口元を汚して食べてね、おいしいって笑ってね、
誰も彼も悪人面
さりげなくボーダーライン
すげえなあ、おまえのそんなやさしいところがだいすきだなあ
へらへらとまっかっか
魚心に下心に言葉を新鮮なうちに冷蔵庫へ入れて保管したい
鍵をかけたい
もしくは食べてしまいたい
おなかからしあわせになりたい
胃袋で育てる欲望
だってそうするのにはあまりにもこどもすぎた
きみもメデューサ
ぼくのフルート
そっちはからっぽの右胸だけどいいの
ふとももで汚したからきにしない
もう苦しいのはおわりにしてね
これが世紀末というものなので
盗むしたり顔
柔軟剤のはずだったふかふかになるはずだった
ほどけるほどけるほだされる
うすいまぶたがいとおしいよ？
おあずけおあずけ来世まで
△がたりないパッケージ
つま先一つ分が遠いなんてほんとうだった
人間やめてでも言いたいことだったりする
マカロニとおんなじ考え
おなかにはいりたいよいとおしいものになりたいよ
かわいそうって口走っていいのはあのこだけ
だから知り合いたくなんかなかったんだ
けだものだって食べごろだもの
おおかみなんかこわくない？
せんせいはわたし以外にエネルギーをつかってはいけないのですそういう決まりなのです
わるいてきがきているわ
斜陽に沈む
本日を持って分解されます、わたしたち
きゃらきゃらと光る
すきって案外簡単に口走るもんだ
水玉に毒
色彩が砕けた瞬間をきみ、見たことがあるかい
おやすみを受信
うさぎに心酔したけものの話をしよう
あの日に枯れた海の話をしよう
空に隠れてしまいそうなあなたのせい
男とか女とかそういうのはどうでもよくて
やめておくれよ
安定した悲しみがそこにあるような気がして