memo
ネタメモ
□krk
帝光中出身だけど、バスケ部とか全然知らない女子。
自己紹介で帝光中出身っていうとザワッてなるのが一番嫌い。
「帝光って、あのキセキの世代のいたとこでしょ?」
「…ああ、うん」
「っていうか同い年!?やばー!黄瀬くんのアドレスとか…」
「知らん!!」
帝光に通ってる全員が全員バスケに関わってると思うなよ!っていうか、バレー部の菅原先輩のが数倍格好良かったわ!
という感じの、バスケ部に興味ない→一周回って憎いになってしまった女子のハートフルストーリー…
きっと笠松先輩が出張る。だって好きだから。
□op
穏やかな海。ここは不思議と海王類が出ないとして有名な海域であった。海軍を振り切って7日。余りに急いで出てきたおかげで、麦わら海賊団は結成史上一番のピンチに陥っていた。
「ハラ減った〜…」
「ルフィ、言うな…」
空腹。
何よりも強い敵が麦わら海賊団の目の前に立ちはだかっていた。
「なんで肉買わなかったんだよー!」
「アンタが騒ぎ起こすからでしょーが!!」
ゴッと鈍い音を立て、ナミの拳がグニャリとルフィの顔に沈む。拳に塞がれてルフィはふがふがと謎の言葉を叫んだ。蹴散らそうと思えばわけないくらいの人数ではあったが、怯えた様子の島の人達を思うと逃げざるを得なかった。サンジは人知れず舌打ちする。材料さえあれば、旨いもんを腹一杯食わせてやれるのに。
クルー達の様子を気遣わし気に見ていたロビンは一つの用紙の存在に思い当たる。騒ぎが起きる前、一つ前の島でナミが“偶然”手に入れていた「宅配申し込み書」。それをナミに伝えると、ハッと気がついた顔をして自室に飛び込んで行った。
なんだなんだと不思議そうに見ていたクルー達の前に、紙が突き出される。
「宅配申し込み書〜?」
「なんだそれ?」
「アンタ達知らないの!?」
速達屋。ここ2、3年で噂になっている人物らしい。詳しくは知られていないが、きちんと申し込み用紙を書き料金を払えば、いつどこにでも、そしてなんでも届けてくれるという運送屋、それだけが噂の全貌である。名前や性別、容姿は一切聞かなかった。
「噂でしかないけど…試してみない手はないわ!」
「ここに肉って書けば肉届けてくれんのかー?スッゲー不思議紙だな!」
今にも肉と書きそうなルフィから紙を奪い取り、項目を一つずつ丁寧に書き込む。グラム数と入手難易度によって料金は変わるらしい。品物にはクルー9人分の1週間の食料と書き込み、続いて名前、希望時間などを埋めていく。
「場所…ってどう書けばいいのかしら」
「サウザンドサニー号だろ?」
「バカね!船は動いてるのよ?」
「で、でも海に住所なんてないぞ!」
チョッパーの言葉に皆が口を閉じる。それ以外は埋まってるというのに、どうしたら。
「サウザンドサニー号でいいだろ!」
あっと声を挙げる間もなく、ルフィはペンをとって場所を書き込んだ。最初はやっちまったという顔でルフィを見ていたクルーだが、自信満々に肉はまだかー!と叫ぶ姿になんとなく大丈夫な気がしてしまった。
「最後に、これを燃やせばいいのね?」
「ええ…一体どうやって来るのかしら…」
マッチの火を近づけると、一瞬でボッと音を立て燃え尽きた。クルー全員が紙があった所を静かに見つめる。いくらか経って、誰かがふーっと小さく息を吐いた。
「…やっぱり噂は噂だったのね」
「酒来ねぇのか」
がっくりと頭をうなだれて各人持ち場に戻り、海面を見つめる。それでもやっぱり海に魚は見えなかった。
そうして10分くらいたった頃、ゾロは耳に何か突くものを感じて空を見上げた。
「ゾロ、何か聞こえねぇか?」
「ああ…来るぞ」
チリーン、チリーン
全員に鈴の音が届いた時、ドンと衝撃を受けて、船が揺れた。
黒いパーカーは口元まで覆っており、フードまで被り、辛うじて見える目は鋭い。パーカーが大きいのか、小柄な身体のせいか、体型も性別も一切感じられない。看板に下駄が当たってカラリと小気味よい音をたてた。ドン、と音を立て、身体よりもずっと大きい荷物を下ろす。
「速達の九ちゃんで〜す。お届けにあがりました〜」
臨戦態勢をとっていた彼らは、さっきの出来事を思い出す。
食料だ。
「すげぇ…こんな量を…」
唖然としているクルーを見渡して、速達屋はサインお願いしますと抑揚の無い声で言った。
慌てて書類にサインしているらしいナミを横目に、サンジは袋を開封して食材の状態を確認する。そして口端を吊り上げた。どれも、新鮮な良いものだ。
「これ…テメェが選んだのか?」
「ええ。この商売、信頼が命ですから」
「そりゃあ有り難ぇ」
よし、飯だ!と早速厨房に走ったサンジにクルーは歓喜の声を挙げる。皆が飯を心待ちにしている。一人を除いては。
「お喜びの所申し訳ないのですが、支払いをお願いしたいのですが…」
「え?ああ、ごめんなさい。それで、幾らになるかしら」
「食材、重量費、速達手数料込みで、締めて10万Bです」
「…まぁ、いいわ。今現金の持ち合わせがないの。少し多く払うわ。宝払いで勘弁してくれない?」
笑顔のナミに、速達屋は黙ったまま首をこてんと傾げた。そのまま、10秒くらい停止する。
「ちょ、ちょっと?」
「…困りましたね。私、現金払いしか受け付けてないんです」
払う気のないまま“呼んだ”方々にはお仕置きさせていただいてましたが、今回は払う金はあるけど、現金でないということですよね。困りました。
そうツラツラと述べて、顎に指をかける仕草をする。実際は顎はパーカーに覆われて見えないのだが。
「受け付けてないって…特例で認めてくれればいいだろ?!」
「そうは言いますが長鼻様、宝では私が拠点に帰れないんですよ」
私の能力では、と言葉を続ける。
そしてしばらく黙って考え込んでから、パッとルフィを見て口を開いた。
「では、換金するまでここでお世話になります」
クルーが困惑の声を挙げる中、ご馳走を担いだサンジは何事かと視線をさまよわせた。もちろん、ルフィの答えは決まっている。ニンマリと笑ったまま、
「いいぞ!」
誰かの腹が鳴り響いた。
□magi
夏黄文と紅玉ちゃんを取り合う話。
女性には優しい男主。
夏黄文をクソみたいに扱う。
でも側近は夏黄文なので立場的には負けてる。
「出世とか高望みしすぎだろ!雑草の分際で!紅玉様のお近くにいれるだけで幸せだと思え!」
「一応上司であるぞ!お前は家畜の糞だろう!」
武芸の才能があるから、側近にはしてもらえないとかなんとか…
□no title
千歳でバイク
止まるとき前に寄っちゃう。背中にくっつく。
大きい背中。当たるヘルメット。
「綺麗かね」
「うん」
って会話しながら全然景色に集中できない2人。
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