たくさんのことを学んでも、君の心は操れない。ならばいっそいなくなってしまえばいい。そう願ってまた君に焦がれる私は、なんて弱い生き物なんだろう。


 ここが愛とか恋とかの感情よりもっと別なもので埋め尽くされて、何も感じないくらい麻痺してしまえばきっと楽なのかもしれないのに。


 怒っていたからといって、嫌われたわけではなかったし、笑っているからといって、あなたが楽しいとは限らないって、今、知った。


 悲しみは続いたし、苦しみに苛まれたけれど、それでもそれだけの恋ではなかったのよ。


 冗談めかして言ったけど、(それが一番の本音だなんて言えなかった私は嘘つきです)


 全部ひっくるめて私だもの、馬鹿だった過去の私にも平等にキスを贈るわ


 ハロー、誰かさん。そろそろ待ちくたびれました。愛想笑いから救い出して、その腕の中のたった一人にしてくれませんか。ああなんて哀しき哉女というのは、いつでも白馬の王子を探してる。


 捕まえられない君の影を探して占ってまたすり替えて、今日を生きた確かな私は私が消して甘い夢を見る。


 君が嘯いた大嘘のような本当はまだ誰も信じちゃいないけど、同じくらいのビッグマウスの私が実しやかに謳ってあげる。


 この俺に喧嘩を売っているのか?いいだろう300…いや50円で買ってやろう。(安く買い叩きすぎ!)


 あなたの愛は簡単でいいじゃない。だって飽きたら鉄で封鎖して、二度と侵入不可能にしてくれるだけでしょう?あたしはとても駄目だわ。一度でも愛したら骨の髄までしゃぶり尽くして、まだまだ未練たらしく欲しがって入れてしまうのだもの。たとえ他のヒトを愛し始めていたとしてもね。


 こんな爽やかな青空よりも、パンチの効いた君を刺して潤すソーダ水になりたいよ


 たとえば無骨な手のひらがわたしだけのものになるのなら、今は何も要らない、欲しがらない。


 彼を愛しているとしたらあなたはなんて嘘吐きなんだろう、今ここで僕の髪を撫でているというのに。


 柔く締め上げ傷をつけて紅く薔薇を咲かす君のひたむきさに絆されそうになるんだ


 甘い空気を根絶させてそ知らぬふりをしてミルクチョコを貪る君が可愛い


 女神と朝食を摂ろうとするとき、僕はもういっぱいで食事なんてできやしないんだ。


 ちょっと何言ってるのか解らない、くらいの愛情と純粋と情熱とがよいのです。


 その頬の白さに酔いては、臓器の動きと紛らわしては、我まんじりともせず十三夜


 賢いと言われるのが嫌いな僕に君は図々しく馬鹿だと罵るけれどね、僕の気持ちを1グラムも斟酌しない君はもっと馬鹿だよ。


 たとえおとぎ話の海の中でも、この命はずっと呼吸を続けて生きていくのです。




lust up 2014/12/28



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