あの日の光景を、俺は今でも忘れることができない。
燃え盛る炎と俺が暴れて流れた血で赤く染まった世界の中でただひとり、あの人は月光に照らされて微笑っていた。
それが俺の最後に見た、あの人の姿だった。
月
に
嘯
く
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