さんくすふぉーゆあくらっぷ☆
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以下お礼文です!
(前回拍手文の続きです)
…なんでぇあいつ、いきなり逃げ出しやがって。
リクの知らないニノの話を自慢気にしていた途中だった。話の最初からあいつは聞く耳もっちゃいなかったけれど、急に「帰る!」は、ねぇだろ。
なんか俺怒らせるようなことしたか?いや、いつも?っていうか日常?
…嫌われた、か?
…いや、ないないないない。だって俺なんもしてねぇし。あいつはいつも意味不明なポイントでキレるし?(前にそう言ったら意味不明なのはお前だとか言われたけど)
大体、恋人になったら怒らせちゃいけないんですか。相手が恋人なら、ムカつくの我慢しなきゃ駄目とかあるわけ?無いだろ?ねぇじゃん。
つうかよぉ、そんな相手のご機嫌取りみたいな事すんの、もはや恋人じゃねぇだろ。自分の気持ちに嘘ついてくすぶってたら、相手への気持ちも曇っちまう。
そうだよ、だからいいんだ。俺達はケンカしててもいーの。そういう風に自分たちらしく、やっていけりゃいいんだよ。うん、俺頭いい!
あったまいー…オレ。
ガチャ、
「うわ、なんだよ勝手に入ってくるな!」
「お前なんでいきなり逃げるんだよ」
逃げてない?いいや、逃げたね。
「逃げたって言うか…それは…その…お前が、」
「俺にムカついたら俺に言えっつーの!」
「は?」
間合いを詰めて、抱きしめる。なんかごじょごじょ言ってリクが逃げようとするのを、力ずくで閉じ込めた。
「…ムカついたんなら、言えよ。」
言ってくれなきゃ、仲直りも出来ねぇ。仲直り出来なかったら…出来ないなんて。想像もつかねえんだ、俺は。
「馬鹿か!いつもそうしてんだろ!!」
…ん?
真っ赤な顔して、リクが怒鳴る。
「さっきのは、ムカついたとかじゃなくて、その、お前が!!」
俺が?
「あーもう!だからっ!!」
急に耳元に近づいてきた、唇。今はまだ、ガサガサだから駄目なんだそうだ。なんだそれ。意味わかんね。
まぁとにかく、だ。とりあえずこれは仲直りだろ。仲直りついでのキスをひとつ。そうしたら、こいつはまた真っ赤になった。今度は怒ってるんだか、なんなんだか。俺はそれを見て、つい、吹き出す。
コイツってホント、わっかんねぇわ。
でもそれが楽しい、なんて言ったら、ノロケにも程があるだろと突っ込まれた。
え?唇?
そりゃーまぁ、確かに狙ってたけど、よ。
でも本当の事を言ったら、やっぱりお前は怒るだろうから。そのケンカは、また今度に取っておこう。
やっぱり短くてすみません…!ラブコメ風味で続く(かもしれない)!
拍手ありがとうございました(*´∀`)