▼ 大好きな彼女ちゃんと
※夢主=彼女設定
合宿3日目、本日も晴天なり。なんてな
「すんません!遅れました!」
「遅えよ!……まあ、気をつけろよ」
「えっ」
「なんだ」
「あ、いや、何でもないっす」
「早く準備しろ!轢くぞ!」
宮地先輩が、遅れたのにキレなかった。
真ちゃんがいつもより罵声を浴びせなかったり、木村先輩が片付けしてくれたり
今日のみんなはどこかおかしい。何か隠している?
「あれ、マネージャーは?」
「あー、気分が悪いとかで部屋に帰ったぞ」
「あ……そ、すか」
大丈夫かな、はるかちゃん
荷物を置いてすぐはるかちゃんの部屋に行かないと。倒れてないといいんだけど、なんて心配しながら自分の部屋のドアを開けた
「、はあ」
今日の練習はやけにキツかった気がする。はるかちゃんがいなかったから?ああもう、俺ははるかちゃんに依存しすぎ
何度目かのため息をついて、適当にバッグを投げて部屋を出ようとした
もぞり、視界の端で何かが動いた気がした。
「え……?」
この合宿所はいわゆるオンボロ屋敷、何か出ても別に不思議じゃない。むしろ出て当然……先輩たちからも出ると脅かされていた、が
「まさか、まじで……?」
「ん……」
「ひぃっ、!」
「あ、れ…?高尾くん……?」
「はるか、ちゃん?」
ベッドのシーツに包まれていたのははるかちゃん。まさに寝起き、てか、え?なんで俺の部屋に?
「んー……高尾くん、ハッピーバースデー……」
「あ、りがと……」
「私がプレゼントだよー」
はるかちゃん寝ぼけてる、?
でも……今の言葉、忘れられないよ。冗談とかで受け取らないけど?いいよね
髪をどけて額にそっとキスを落とす
「大好き、はるか」
「私も……和成」
真っ赤になって俺の胸に顔を埋めるはるかちゃん
俺の彼女は今日も可愛いです
※高尾100%様に提出
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