*比較*
『新選組(こっち)の近藤さんってさ、いい人すぎるよね』
銀「急になんだよ」
『さっき近藤さんがくれた菓子折りがここに』
銀「こっちのゴリラは神だな!」
高「単純すぎるだろ。つーかこっちの近藤はゴリラじゃねェし」
桂「だがあげはたちの言うことも一理あるだろう。近藤殿はあちらのゴリラと違ってぞんざいに扱ってはいけない気がするしな」
高「ああ、確かに真選組(あっち)のアイツならバッサリ斬ってもいい気がするよなァ」
『アンタが言うとシャレになんないんだけど』
*取り合い*
『いい加減諦めてくんないかな、このストーカー野郎』
風「フン、貴様こそ諦めるんだな。人間如きが鬼に敵うはずがないだろう」
千「あの…、」
『ほら、千鶴が困った顔してんじゃん。さっさとその手を放せよ風間』
風「手を放すのは貴様だあげは。なんなら力尽くでその手を放させてやる」
千「(どうしよう…)」
『は?上等だコラ』
風「ほう…俺と殺る気か?」
桂「む?何をやっているのだあげは。余所様に迷惑をかけるんじゃありません、めっ!」
千「か、桂さん…!」
千鶴、桂のもとに駆け寄る
風『「
あ、」』
勝者:空気の読めない桂小太郎
*謝罪を込めて*
『土方さん、お茶入れてきたよ。はい』
土「あ、ああ……」
『あ、この書類ならあたしもわかる。この辺はあたしがやろうか?』
土「あげは、お前…
変なモンでも拾い食いしたのか?」
『どうしてそうなる!?ただあたしは土方さんが大変そうだなって思ったから手伝ってるだけだし!』
土「………本音を言うと?」
『土方さんの部屋の壁に穴開けちゃってごめん!』
土「あれテメェかよ!!」
*喧嘩するほど*
原「うわ…また総司と銀さんが揉めてるぞ」
『アレじゃない?喧嘩するほど仲がいい的な』
原「どう見ても銀さんが一方的にやられてるけどな」
『しっ!目ェ合わせたら巻き込まれるよ』
原「お前銀さんの仲間だろ!?助けてやれよ!」
『時と場合によるんだよ、そういうのは。ほら見て。小太郎と晋助も我関せずじゃん』
原「………銀さん可哀想だな」
『あ、平助が巻き込まれた』
*吸引力の変わらない、ただ一つの*
桂「相変わらず銀時の周りには人が集まるな」
『ホントだよねー。平助、左之さん、永倉さん……あ、総司と一君も来た』
高「雪村も来たな」
桂「そして土方殿か」
『…あたしたちも行く?』
桂「…ああ、そうだな」
高「結局俺らも行く辺り、あのバカは昔っから人を引き寄せるらしい」
『
掃除機みたいな?』
高「斬新な例えだなオイ」
*金平糖*
沖「あれ、こんなところで何してるの?あげはちゃん」
『おお、総司。左之さんがさ、金平糖くれたんだよ。アンタも食べる?』
銀「食う!」
沖「ちょっと銀さん。今どこから現れたの?邪魔だよ」
銀「糖分あるところに銀さんありだコノヤロー」
『意味わからん』
銀「いいから早くくれよ、金平糖」
『はいはい』
沖「……あげはちゃん、僕にも頂戴」
『はいよ』
銀沖『「「もぐもぐもぐもぐ…」」』
沖「それにしてもあげはちゃんに金平糖って似合わないね」
銀「気が合うじゃねェか沖田君。俺も思った」
『
オイ』
何気ない日常に万歳![
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