作者後書き
さて、詰め詰めになってしまったような気がいたしますがいかがでしたでしょうか。
これは今年の三月頃に書いたもので、最初はアダルティなものにしようかなあと思っていたのですが前面に押し出すのではなく内包させる感じにしたくなり、主人公たちにも何かしらを内包させる気持ちで書いていました。彼らの関係の説明は有りませんがわたしの中では彼らは小学生や中学の頃の同級生で、つい最近再会した二十代の二人というイメージで書いていました。また、最後 朝になったら普段の生活に戻るのもいいのですがそれだと切なくなってしまうと思ったので、たまたま仕事が休みだったとか、たまたま大学の講義が無かったとかそういう淡い幸せを表現したかったたという気持ちもあります。またこのお話、人によっては物足りなさを感じてしまうような気もしたので、その場合このあと二人がどうしたかで妄想なんかをしてくれれば救われるかな、と思いもしました。
まだまだ表現方法やまとめ方が甘い気もしますが、いつも書く短編の中では多分長いほうではあるので少し学べたかなあと思っています。ご覧いただいてありがとうございました。感想やここをこうしたらなどアドバイスなどご気軽にどうぞ。ではまた次の作品で
はるこ
2015.07/17 05:49
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