反物屋 しみず | ナノ




反物屋 しみず



清水家長男である清水永吉が親の跡をついだ反物屋。
町での評判はよく、品も比較的安価だったことから親しまれていた。

ある年の最後に「しみず」の移転が決まり店は閉店した。
その、翌年の春、「しみず」は火事にあい跡形もなくなってしまった。放火魔の仕業であり、周辺の建築物も被害にあった。
さいわい移転の準備をおえ、商品の被害はゼロに等しかった。

移転先は現在の東京の一角。
たまたま支店を考えていた弟の晴義(はるよし)に権利諸々を譲渡した。
秋に場所を移した新生「しみず」が開店。
現在まで続く老舗の反物屋である。

なお現在(2000年代)は当時から交流の深かった呉服店「もみじ」と提携し、一部呉服の販売も行っている他、オーダーメイドの着物の生地を実際にみて選べる店となっている。金額は要相談。








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