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※ほぼ会話のみ。
「洞窟見つけたわよー!準備はいい?」
「勿論いつでも。」
「よっしゃ、行くぜー!」
(あ。)
(戦士の秘伝書。私が持ってたんだっけか。)
(...まあ、シィもう奥に入っちゃったし。戦闘直前くらいに渡せばいっか。)
vs 魔王戦
「はぁ、っ、やっぱ強ぇなッ」
「ホントに...って、ぅあ?!」
痛恨の一撃!
「!カナッ!」
「...っ、」
「ダメージが大きいわ。リー、お願い!」
「はい!カナさん、一旦こちらに下がってください!」
「魔王はオレとラキで引き付けっから、とっとと回復してこい!」
「......」
「...カナ?」
「...ぅが...」
「?」
「痛いだろうが何すんだあああああッ!!」
カナのカウンター!
会心の一撃!
「......」
「......」
「...戦士の秘伝書、カナさんが持ってたみたいですね。」
「、はっ。シィ!今ので大分削れたわ。チャンスよ!リーは早くカナを回復!」
「お、おおう!」
「カナさーん、気を静めて。体力レッドゾーンなんですから痛いのは当たり前ですって。コッチ来て回復しましょー。」
.........
勝利後。
「あ、そういえばシィに戦士の秘伝書渡し忘れてたよ。はい。」
「...いや、カナが持ってろよ。」
「え。いいの?」
「ああ。おまえほどカウンターが似合うヤツもいねぇだろ。」
「え?」
Fin
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カナに戦士の秘伝書を持たせたら。
うっかり持たせたまま戦闘したらガッツリ決めてくれたので、これ以降戦士の秘伝書は主人公が持ってます。