∴ご感想、ご意見、ご要望、何でもご自由に。

---

No.66 no title from:ay

お久しぶりです。以前感想を送らせていただいたayです。
物語が最終話を迎えたあとも、心が疲れたときやふと物語の中の景色を思い出したとき、こちらへお邪魔して読ませていただいていました。

今回劇場版の公開にあたり、また１ヶ月ほどかけてゆっくり最初から読み返し、やっぱり素晴らしい作品だなという思いが溢れてきたのでメッセージをお送りさせていただいています。

この１〜２年で私自身を取り巻く環境が大きく変わり、めまぐるしい日々に心が追いつかなくなるときがありました。主人公も記憶を失うというショッキングな出来事があり、自分を保つのにさぞ大変だっただろうなと推察します。
ただ、それを乗り越え、前に進む覚悟ができた主人公はわたしにはまだない強さを持っていて、読み返すたびにとても勇気づけられます。
誰かを傷つけることが分かっていて、また傷つけられることも分かっていながらその道へと進む決心ができた最終話は、それまでの物語の色と違い、とても眩しく、最終話にして初めて光が灯ったようなそんな感じがしています。

いつか主人公が赤井さんのことを、"決断を避けてないものねだりなどしない、自分の残したいものを吟味して取捨選択する強さがある"と感じていた場面がありましたが、物語が進む中で主人公はちゃんとその強さを手に入れることができたんだなと感激しました。
目の前の現実から逃げず、自分とも周りの人間ともきちんと向き合い、進むべき道へ私も進めたらと思います。

また遊びに来させてください。
カノンさんが毎日お元気で過ごされることをお祈りしています。

---

No.65 soraさん from:カノン

はじめまして。
とても素敵で丁寧な感想を何度も読み返してしまいました。
ずっとメッセージを書くかどうか悩んでいたとのこと、私はいつも他の作者様の素晴らしい作品にせめて「いいね」を押すのが精一杯なので、お気持ちが良く分かるのと本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
伝えられる時に伝える、私も見習わなねば、、と思ってしまいました。

この物語の中で「雨」はとても重要なキーワードであり、モチーフであり、特別な意味を持たせています。物語を展開させるシーンでは必ず雨が降り、登場人物たちにはそれぞれ違った形と温度感で作用します。
あまり鬱々としすぎず、それでいて軽やかになりすぎない、微妙なラインを最後の最後まで死守しようと思って書き続けていたので、
＞どこか雨がずっと降り続いているような湿り気を宿している
こう感じていただいたことにすごく感動しました。とても嬉しかったです。

また、降谷さんと赤井さんの描写についても、たくさんのお誉めの言葉をありがとうございます。
resetの中の降谷さんと赤井さんは、とてもではないですが模範的な人間として描いてはいません。それぞれに与えた狡さと弱さそして歪みを、無遠慮に明け透けに描いています。これはテーマに沿って設定したものでしたが、一歩間違えれば「実は最低の人間なのでは？」と勘付かれるか否かの、これもまた微妙なラインを死守しているところでもありました。
魅力的な人間を描くというのは、本当に難しいことだなあと日々勉強です。

今回、最終話を書くにあたって、第一話から一気にすべての話を読み返し、長い時間をかけていろいろなことを考えました。
実はこの物語は、私の友人の「このまま誰も知らない場所へ消えてしまいたい」という言葉から生まれています。（字面だけみるととても危ない状態ですが、単純な仕事疲れの一言です）
本当にそうなってしまったら、逆に大切な誰かがそうなってしまったら。なかなかに一筋縄ではいかない葛藤をいくつも孕んでいます。
resetの登場人物たちがどのような結末を迎えるのか、最後まで見届けていただけたら幸いです。

この作品はここで完結となりますが、また何かの作品を通してお会いできることを私も心から祈っています。

---

No.64 あかりさん from:カノン

物語が始まった頃からのファン、、嬉しいお言葉をありがとうございます。
なかなかのスロー更新だったので、最初の頃から追いかけてくださる方なんているのだろうか、、と思うこともあったので、そう伝えてくださる方がいてとても嬉しいです。

私自身も数か月単位でバタバタしてしまい＆最終話へ続く話を書くことへの緊張で、最終章を書き上げるまでかなり時間がかかってしまいました。
ところどころでこれまでのストーリーを読み返すのですが、しっかり読もうと思うと我ながら文字数が多くすぐに時間が経ってしまい、、きっとあかりさんも忙しい中たくさんの時間をこの物語に費やしていただいたと思っていて、本当に感謝感謝です。

本日、最終話の８４話をアップしました。
怖くて読み進められない気持ちにどうか打ち勝って！笑、ぜひぜひ物語の結末を見届けてくださったら嬉しいです。

こちらこそ、素敵な感想をありがとうございました。
またいつでもいらしてくださいね。

---

No.63 GABさん from:カノン

はじめまして。
物語が始まった頃というと、もう３年くらい前のことになる‥？かと思うのですが、当時から読み続けていただけているとのこと、本当にうれしいです。

＞続きを読みたいけれど読み終わってしまうのが嫌で寂しくて
私も素敵な小説と出会うと、先が読みたいのに、読み終わってしまうのがもったいなくて、ずっとその文章を追いかけていたくて、、というジレンマを抱えています。この物語を読んでそう思っていただけるなんて、、私の方こそ本当に幸せです。

今日はちょうど最終話をアップしました。最終話は何度も書いては修正して書いては修正して、、の繰り返しだったのですが、GABさんに楽しんでいただける結末であることを心から祈っています。

ご返信不要とのことでしたが、私も感謝の気持ちを伝えたく、こちらでコメントさせていただきました。
またいつでも読みにいらしてくださいね、お待ちしています。

---

No.62 まなさん from:カノン

遅すぎですが、あけましておめでとうございました！
年末から仕事がバタバタとしていて、お返事が遅くなってしまいました。

いつも読んでくださっているとのこと、とてもうれしいです。
本日ようやく最終話の第８４話目を書き終えましたので、またぜひ読んでいただけたら幸せです。降谷さん派、赤井さん派、それぞれと思いますが、まなさんに楽しんでいただける展開であることを祈っております‥！

段々と暖かくなってきましたが、花粉が飛び始めましたね。私は最近花粉症になってしまったので、なかなか辛い季節ですが、個人的に春〜夏は創作が捗る時期なので負けずに頑張ろうと思います。

嬉しいコメントをありがとうございました。またぜひ、いらしてくださいね。

---

prev / top / next