■ 馬鹿とテストと頭イイ奴!
美形×馬鹿
甘
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くっそ、何でテストなんてあるんだよ。もう十二時じゃねーか。気付いたらテストの前日。課題も終わってない。勉強もしてない。俺乙。だって、だってさ
「っ...ぁあああ!も、やめてって明日ぁ」
えっろいこの声が俺の部屋の中で響く。
発信源はベットの上のある男の下にいる
俺。
「いいじゃないですか、どうせテスト如きどうってこと無いでしょう」
指を俺の中に入れて北梁(ほくりょう)が言った。
「...っあ、だ、て俺終わってない」
「貴方、馬鹿ですからねぇ」
「馬鹿はお前だ!誰のせいで、馬鹿になってると思うんだ」
「自業自得でしょう?」
「...指動かすなぁ、あ、お前のせいだろぉ、、んっ」
へぇ、と目の前にある顔が怪しく笑った。
「僕のせいですか。それは嬉しいですねぇ、貴方の行動が僕に影響される、なんて甘美なのでしょうか。あぁ、貴方が馬鹿でも僕は大好きですよ、就職先が無くても僕の嫁に貰ってあげます」
「んぁ」
甘くとろけるような声で囁かれ、俺はイった。よく恥ずかしい事言えるな。赤くなった顔を隠すため、ふぃっと顔を背ける。
まぁ、それならいいかな。
なんて、思った俺は救い用のない馬鹿であった。
そんな考えは強く深い快楽に落ちて覚えてなかったけれども。
帰ってくる結果は察しの通り悪かった。
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因みに北梁は
その後テスト一位とってます(´p`)
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