memo simple is the best! ::ヤンデレ×ヤンデレ なぜ、俺だけが。 なぜ、俺だけに、他の人は冷たいのだろう。何か悪いことをしたか?いや、していない。ただ、息を吸って吐いて。生きていただけだ。それが、いけなかったのか。普通に生きていたつもりだった。 憎い、憎い。人間も、世界も 運命すら。 憎い。運命を憎んだ、絶望した。なぜ、と。 それは、俺に会うためだと誰かがいった。真っ黒な彼。褐色の肌に、金色の瞳。しなやかな筋肉がついていた。手を差し伸べられる。 お前は"お前"になったから、運命を憎むようになったのだから、手を差し伸べてやると。その手を思いっ切り引っ張って俺は言う 「手を差し伸べたんだからぁ、最後まで、俺に尽くせよ、裏切るな、俺はお前も俺すらも全て憎んでる、だが、尽くしてくれたならァ、ちっとは好きになれる」 がぶりと、手の肉を噛んだ。これは、印だ。俺を忘れるなっていうね。 「お前が、裏切った暁には、そのツラぁボコボコにして俺も死んでやらァ」 「これは、こっちのセリフとでも言っておこうか。お前は俺の手を取ったときから、俺のモノだからな」 くつくつと笑う奴にもう一度、噛み付く 「クソったれ」 それも、悪くないなんて戯れ言 back ×
|