御「……」
優「……御幸さん、もしかしてトマト食べれないですか?」
御「違う!食べたくないだけだ!デカイと食う気無くすんだよ。プチなら食ってやるのに」
優「あ、俺のサラダにまだプチトマト残ってるんで食べますか?あーん」
御「ごめんなさいトマト食えません勘弁して下さい」
優「(御幸さんが謝った!)」
御「くっそー疾風の奴、俺がトマト食えねぇの知ってるくせに使いやがって…」
優「残しちゃう、とかは?疾風優しいからいかに食べれないかを説明したら分かってくれますって!」
御「優しいのは優限定だから無理だってー。つかあいつ、飯食う前に残したらもう二度と俺には飯作らないとか言うしよー。確信犯じゃねぇかぁ…」
優「あっ、良い事考えました!」
御「おっ、何何?」
優「御幸さんのトマトと俺のサラダをトレードするんですよ!交換なら大丈夫!」
御「その手があったか!」
疾「ねぇよ」
優「!?」
御「げっ、疾風!さっきまで洗い物してたじゃねぇかよ!」
疾「不穏な取引の話が聞こえたから戻ってきたんだよ。さてと…兄貴、俺が見ててやるからトマト食えよ。そしたらまた飯作ってやるからさ」
優「(疾風の笑顔怖っ!)」
御「ま、待て疾風!話せば分かる!」
疾「話す事はない。食えないんだろ?よし、出てけ」
御「えっちょっ押すなってこら!嫌だっ、俺も食後に優と一発っ…」
疾「却下。じゃあな兄貴」
優「あ…は、疾風ー?」
疾「次は優の番だな。サラダ、残したの?」
優「だっだだだだって俺、肉食系だからぁぁあっ!」
疾「でも野菜も食わないと駄目だろ?優にもお仕置きな」
優「え?」
疾「上のお口で食えないなら下で食べさせてあげるよ」
優「!?」
疾「手始めにそうだな…あ、プチトマトは好きだよな?何個入るか楽しみだなー」
優「ちょっ、やっ、疾風っビークルビークール!あっ…」
疾「ちゃあんと食えたら優の大好きなもんも沢山あげるから、ね?ちゃんと食べるよな?」
優「……あい」
御「疾風開けろっ、開けろぉぉおっ!ここ俺の部屋だろぉぉおっ!」
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