人生残り四分の一にまでなったならきっと幸せなお迎えがきてくれるんだろうなあ、なんてその口で何を言うかと新羅にせせら笑われたけれど、別にいいじゃないかアンニュイな時だって自分にはあるのだ。今からこの先五十年以上も後のことを考えたくなったのは最近やたらとコーヒーに牛乳を入れたがるようになったのと同じで、気まぐれな性格をこじらせただけのいつも通りの折原臨也だ(ちなみにコーヒーはブラック派)。風邪をこじらせたのとはわけが違うので、治療法にはもしかするとえらい時間がかかってから見つかるのかもしれない。これは長いことネタにされそうだなあ。
嘘。
本当は、いつも通りだなんてこれっぽっちもない。先のことを考えるようになったのも、コーヒーに牛乳を入れたがるのも、何となく前より日々が穏やかすぎるのも、全部あいつのせいだ。良いこと?やめてくれ。
考えてもみろほだされているようなもんじゃないか、認めたくないけど意地張るのも見透かされていそうで余計に腹が立つ。毛根は強い方だと思うけどストレスで円形脱毛症とかになったらどうしよう、うわっ考えたくない。
「べた惚れなんだねえ臨也」
…認めたくないけどね。


私事ですが
(:20111105)
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