【近距離恋愛】
 
「あーもうっ!本当格好良いっ!この写真ヤバイよね、銀ちゃん!」
「そーね。お前の頭がヤバイのは分かったわ。」

真弓の来訪によって平穏をぶち壊された昼下がりの万事屋。
新八も神楽も真弓が来たら迎え入れるくせに、この内容の話になった途端に逃げ出した。
気持ちは分かるけどな…、コイツこの話になると止まらねェし。
真弓がひたすら"格好良い"を連呼してる相手は目の前の俺じゃなくて、……真選組の、アイツ。
真弓が前から野郎に興味持ってるのは何となく知ってた。
というか、初めて会った段階で「ね、銀ちゃん!今の!今の格好良い人誰!?知り合い!?紹介して!!」だった事を考えると、何となく知ってたっつーよりは、あんだけ最初から好意剥き出しで知らぬ存ぜぬにはならねェ訳で…。

「つーか、何。多串君のどこがどう格好良いのか説明して欲しいわ、銀さん。」
「んー?土方さんは顔も格好良いし、声も素敵だし、真面目なとことか、でも拘りは譲らない純粋さとか、意外と優しいところとか?あとは、」
「…もういい。これ以上は胸焼けすらァ。」
といった具合で真弓は何故か野郎にゾッコンだった。
それが俺にとっては面白くないわけで。
面白くないと感じている理由に気付かされている事すらも、面白くない。
つまり、俺は真弓が取られたみてェで悔しいらしい。
いや、真弓がマジに好きだって思える相手がいるなら、俺だって応援してやりてェのよ?
でもそれは俺の理想だっただけで、実際に応援なんか出来るわけもねェ。
相手があの税金泥棒達とくれば、ますます無理な話だ。

「あ、もうこんな時間!急いで行かなきゃ!銀ちゃん、話聞いてくれてありがと!大好き!だからまた話聞いてね?…そんじゃ、また!」
「……おー、精が出るこって。」
嫌味で言ったつもりが、まあね!、と笑顔を向けられて地味にダメージを受けた。
取って付けたように、大好き、とか言いやがって小悪魔め。
アイツが今からどこに何しに向かうのかは聞かずとも分かる。
万事屋を出て行く真弓の足取りは軽やかで、まさに今の心境を表しているんだと思う。
俺とは真逆に。

「あれ?真弓さん、帰ったんですか?まだ来て10分くらいですけど。」
洗濯し終わった衣類を抱えて、新八がひょいと顔を出した。
「マジでか!まだ10分しか経ってねェの!?アイツこの短時間で何回土方っつったンだよ…。あー、もう容量的には二時間くらい話聞かされた気分だわコレ。」
つーか、新八も神楽も真弓のマシンガン土方トークから逃げやがってコノヤロー!
お前らが逃げたせいで、こっちは集中砲火で蜂の巣だっての!
「好きな人といたら時間も短く感じるんですけどね?」
「何、なんで俺お前に恋愛説かれてンの?お前が短く感じてンのは、お通ちゃんのライブの話だろーが。論点が違ェんだよ、新八君よォ。お通ちゃんが延々恋人の話してきたら聞いてられンのかよ、お前は。」
「ちょ、馬鹿な事言わないで下さいよ。お通ちゃんの恋人は、仕事とファンですから!!!」
足元に洗濯かごを叩き付ける新八を見ながら、最近のガキはキレやすくていけねーな、と思いました。あれ?作文?
「文句言うくらいなら聞かなきゃ良いじゃないですか、真弓さんの話。」
「俺だって聞きたかねーよ。……アイツがあんな嬉しそうな顔して話すの。」
それでも、聞いて!、と来られたら俺は逃げられない気がするが。
「銀さん…、真弓さんの事そんなに好きなんですね。」
「……………そーかもな。」
「やっぱり。」
「……んあ?え?俺なにか言ったか?」
「無意識でそんな返事するくらい、真弓さんが好きだって言ってましたよ。」
「……。」
俺が黙り込むと新八は、干してきますね、と洗濯かごを抱えて出ていった。

好き?誰が、誰を?
…バカヤロー、敢えて今まで自覚しないように生きてきたってのに、そんなの突き付けられたらもう目を逸らして生きられねェだろーが!
誰にも取られたくねェって思っちまうだろーが!!

ソファーから立ち上がり、その背中に声を掛ける。
「新八ィー!ちっと出掛けてくらァ!」
「はーい!程ほどにー!」
ベランダから聞こえてきた台詞に舌打ちしつつ、俺は外に出た。

(確か二丁目辺りっつってたな…。)
今、真弓に会ったところで何が変わるわけでもないのは自分が一番よく分かってる。
付き合いが長過ぎて、真弓を好きとか、そうじゃねェとか、その次元にいないからだ。
(まぁ、実際家族みてーなモンだしな…。)
真弓が誰を好きになろうが俺には関係無ェはずだった。
けど、その相手が自分じゃない事にこれだけ苛つくのだとしたら。
(家族だけど、…家族じゃねーよな、これは。)
それは多分、妹か嫁かくらいの違いで、俺にとって真弓がどっちでいて欲しいのかが、そのまま答えだと思う。

そんな訳で真弓に対する気持ちを自問自答していると、前方から見知った人物が現れた。
「うわ…。」
二丁目に向かえば会う事もあるかとは思ったが、真っ先にエンカウントしちまえば、そりゃこんな顔にもなる訳で。
「あァ!?何だその顔、喧嘩売ってンのか?あ゙!?」
「ふ、副長!落ち着いて下さい!」
見廻り中の真選組だ。
事前情報通り、今日はパトカーじゃねェのな。
もちろんその事前情報ってのは真弓発信のものだが、アイツはどっからそれを特定してンだか。
見廻りがパトカーじゃねェ時は、土方を待ち伏せしてるっつーンだから、そこまで来ると最早ストーカーの域だ。
…ちょ、俺の周りストーカー率高くね?
「どーも、すいまっせーん。黒いんでェ、ゴキブリかと思っちまいましたァー。」
「万事屋っ、テメェ今ここで叩っ斬ってやらァァァ!!」
開いた瞳孔をさらにおっぴろげて土方が刀を抜く。
それと同時に。

「待って!!」

俺と野郎の間に飛び込んできた一回り小さい影は、俺に背を向け両手を広げる。
「真弓…?」
「あれ、銀ちゃん!?って、そうじゃなくて!」
真弓は俺に気付くも、それどころではないように携帯を取り出して土方に向ける。
「はいっ!ムービーにしてるんで心置き無く叩っ斬って下さい!どうぞ!」
「どうぞ!っじゃねェェェ!!真弓、いいの?銀さん今まさに叩っ斬られそうだけど、カメラ回してていいの!?」
「頑張って避けて!そうしたら、その分たくさん撮れるから!!」
「オイィィィ!!!」
ああ駄目だ、もうコイツ土方しか見えてねェわ。
当の土方本人は面食らった様子だったが、溜め息を吐きながら真弓の携帯を取り上げる。
「あんまり俺の周りをチョロチョロすンな、真弓。」
「えー、だって十四郎さんに会いたいんですもん!」
「さっき向こうで会って別れたばっかだろうが。」
「えへ、追い掛けてきちゃいました!」

……はい?え、何これ、何かすげー仲良くねェ?
俺が思ってた感じと何か違うんだけど。
つーか、真弓って呼び捨てにされてンですけど!?
あと真弓も、何?え?十四郎さんんん!?
俺はてっきり真弓の一方通行片想いだと思ってたわけだが、あれか?
もしかして、もしかするのか!?

「十四郎さん、…やっぱり迷惑、ですか?…それなら、遠くから見つめる方向に変えますけど。」
「いや…迷惑っつーか…。」
言葉を詰まらせる野郎を見る限り、真弓に追われているのは満更でもねェらしい。
つーか、俺の存在忘れてませんかァァァ!?
「…とりあえず、俺が刀を抜く時は危ねェから近くに来ンな。分かったな?」
「はいっ!分かりました!!」
真弓の返事を聞いて、幾分柔らかい表情を浮かべた土方は携帯を真弓に返す。
「約束な。」
「わぁ!十四郎さんと約束!死守します!!この命尽きるまで!!」
「……それで命尽きるぐれェなら、守らなくても良いぞ。ま、保護者も心配してるみてェだし、もうこのまま帰れよ。」
そう言ってチラリと視線を向けられて、それに倣って真弓も俺を見るのが何か居たたまれねェ。

「お仕事頑張ってくださーい!」
ぶんぶんと俺の横で手を振る真弓に、おー、と後ろ手で応える土方を一緒に見送る。
…随分と嬉しそうな顔しやがって。
本当に野郎の事が好きなんだって思い知らされる。
「…格好良いなぁ……。」
噛み締めるように小さく呟く真弓の言葉すらも拾ってしまう程には、俺は真弓の事を気にしている。
「そーかよ。」
自分でも驚くほど冷たい声が出て、しまった、と思った。
だけど、もう遅い。
「銀ちゃんって本当に土方さんの事、嫌いだよね。何で?」
真弓の声も心なしか不機嫌で、そりゃ好きなものを乏しめられたらそうなるのは分かる。
分かる、けど…、俺はやっぱりそれが気に入らねェ。
「あー、すっげー嫌ェだね!反吐が出らァ!」
「ひどッ!土方さんの事、何にも分かってないくせに!」
「! 分かるかよ…ッ!分かりたくもねェよ。」
「っ。」
俺が声を張り上げたせいか、真弓が黙る。
ひどく傷付いた顔をしてっけど、弁解の言葉が出てこない。
それどころか次から次に真弓を傷付けると分かっている言葉ばかり浮かぶ。
「結構良い雰囲気なンじゃねェの?アイツも満更じゃなさそうだしィ?…付き合えるンじゃね、"十四郎さん"と。」
「……それは、…銀ちゃんには関係無いでしょ。」
「…はっ、それもそうだ。俺にゃ関係無ェ。だから俺の前で野郎がどうとかの話も二度とすンじゃねェよ。」
「私も、分かんないよ…。何で銀ちゃんがそんなに怒るのか…。」
どうして俺が怒るのか?
俺だってなァ、ついさっき確信したばっかで色々焦ってンだよ。
だからこれは、嫉妬と焦燥感を一方的に真弓にぶつけているだけ。
…理不尽なモンだな。
真弓が土方に向ける好意は眩しいくれェなのに、俺が真弓に向ける好意はこんなに余裕の無ェドロドロした感情だ。
「……ま、万が一上手くいく事があンなら祝ってやるよ。じゃあな。」
呆然と立ち尽くす真弓を置き去りに踵を返した。


「最低です。」
「最低アルな。」
帰宅すると新八が、真弓さんは?、と聞いてきたから、知らね、と答えたら二人同時にそうハモりやがった。
「どうせ、真弓さんと土方さんが話してるところ見て嫉妬したんでしょう?」
「ケツの穴の小せェ男アルな。真弓が可哀想ネ。」
こいつら…好き放題言ってくれるじゃねーか。
「電話でも良いから、ちゃんと謝った方が良いですよ、…こじれる前に。」
こういう時ばっか真弓の味方しやがって。
少しは銀さんの複雑な気持ちを汲んでくれたって罰は当たンねーぞ?
「…後ですらァ。」
今電話しようが会おうが、さっきと変わらない言葉しか出ないなら、するべきじゃねェし会うべきじゃねェ。
何となくテレビを点けてみたが、内容は全く頭に入らなかった。


「…真弓、遅いアルな。」
「……。」
夕刻になって、神楽がぽつりと呟く。
今日真弓が来た際に、晩御飯何が良い?、というやり取りが真弓と神楽で交わされていたらしい。
「お腹空いたアル…。ひもじいアル…。」
「あー分かりました分かりましたァ。電話すっから待ってろ。」
空腹なのは本当だろうが、いつまでも真弓に連絡を取らねェ俺に業を煮やしたようだ。
…分かってンだよ、ちゃんと。
アイツは何も悪くねェって事くらい。

「……………………出ねェな。」
真弓の携帯に掛けるがコール音が鳴るばかりで電話に出る気配は無い。
無視されてンの、これ?
「…はぁ、ちょっと家まで様子見に行ってくるわ。」
のろのろと玄関でブーツを履いていると、神楽が俺の後ろに立った。
「銀ちゃん…。真弓、また万事屋に来てくれるよネ…?」
「…その為に出掛けンだよ。戸締まりちゃんとしとけ。…つーか、そんだけ懐いてンなら真弓のマシンガン土方トークに付き合っ、」
「早く行くヨロシ!!」
押し出されて、ぴしゃりと玄関を閉められた。
何なんだよ、お前等は。
マシンガン土方トーク込みで真弓だろーが!?
……そーだよ、つまり俺は真弓の人格に関わるところを否定しちまったんだ。
別に、真弓が野郎の事を好きな事が俺にとって理解出来なくても構わねェんだよ。
そうである事と、俺が真弓を好きな事は別問題なんだから。
(あー駄目だ駄目だ。)
なまじ近くに居すぎて真弓との距離を測り間違えてばかりだ。
俺は、真弓が好きとか独占したいとかいうより以前に。
もっと根本の、…ただ俺の横で笑ってて欲しかったんだ。
「…ま、結果的にはやっぱり俺専用にしてェんだろうけど。」
自嘲しながら俺はスクーターに跨がった。


とりあえず真弓の家の前まで来たが、電気が点いてなかった。
就寝するには早ェが、帰宅するには遅ェ。
携帯を取り出して真弓に電話を掛けてみるが、電波がどうの電源がどうのというアナウンスが流れるばかりで繋がる気配は無い。
…ンだよ、さっき電話鳴らしまくったからか?
(この時間に真弓が行くとこって何処だ?)
俺は手近にある飲食店や本屋を覗いてみたが、どこにも真弓はいない。
最後に真弓と別れた二丁目にも寄ってみたが当然その姿は無い。
(…まいったな。他には、)
その時、俺の携帯が鳴った。
『もしもし、銀ちゃん?真弓が帰ってきたアル。…けど、』
続きの言葉は聞かずに俺は通話を切った。


「真弓!」
飛び込むように万事屋の玄関を通り抜けリビングに駆け込んだ。
…神楽が電話で言い澱んだ理由も、玄関の違和感も何となく察しは付いていたから驚きはしない。
「……。」
真弓は俯いたままで、俺の声に肩を震わせただけだった。
「…じゃ、俺はこれで帰るな?」
真弓の横に座っていた土方が一度だけその顔を覗き込んで席を立つ。
土方の声にさえ顔を上げない真弓なんて想像もしてなかった。
そして、野郎は俺の横まで来て低く呟く。
「万事屋。…保護者なら真弓を置いていくな。」
「あァ?」
「あの時、迎えに来たンだろーが。コイツ、二丁目に今さっきまで一人で居たぞ。テメェなら、あの辺りの治安の事ぐれェ分かってるよなァ?」
「!」
「次、捨てて帰ったら、…要らねェとみなして俺が拾って帰るからな。」
俺にそう告げると土方は宣言通り帰っていった。

「銀ちゃん、私、酢昆布買ってくるアルよ。ね、定春!」
「あん!」
神楽なりの気遣いだとすぐに気付いた俺は、すぐ戻れよ、とだけその背中に声を掛けた。
「……。」
「……。」
「…あー、あのよ、」
「……。」
「……言い過ぎた、悪ィ。」
「…ううん。もう、いい。」
許しの言葉を呟いているはずの真弓は決して顔を上げない。
「銀ちゃんの前では、もう、…っあの人の名前は出さない…。嫌な思いさせてごめんなさい。今まで我慢して聞いてくれてたんだよね。」
一瞬、口が"土方"と動きそうになって、慌ててその名を伏せた事に気付いてしまった。
くそっ、そんな辛そうな声出すくれェなら、いっそ…。
「…言っても構わねェよ。アイツの話してる時のお前、本当に楽しそうだし。……っていうか俺が、」
言いかけて言葉が詰まる。
そこで初めて真弓は顔を上げてこちらを見た。
「…銀ちゃんが?」
「……笑うンじゃねーぞ?…俺が勝手に嫉妬したンだよ、土方に。」
「嫉妬?何で??」
「そんなの、…俺がお前を他の奴に取られたくねェくらい好きだからに決まってンだろうが。」
こんな告白になるとは思わなかったが、想像以上に格好付かねェな、これ。
真弓は目を丸くして黙り込んでしまった。
「おい、何か言えよ。お前がフッてくンねェと着地出来ねーだろうが。」
「…っ!無理だよ、ビックリし過ぎて頭パニックだもん。私の方が前から銀ちゃんの事好きだったんだから!銀ちゃんは私なんかに興味無いんだと思ってたから、…あ、もしかして妹的な意味で好きって事?」
「…ばーか。抱きたいって思っちまう方の好きだっつの。」
「えっ、近親相姦!?」
「違うわっ!!!」
スパーンと真弓の頭をはたく。
勿論、最大限の手加減をして。
「つーか、真弓が好きなのは俺じゃなくて土方だろうが。」
「???」
「くはっ、…お前、今すげー間抜けな顔してっぞ?」
「え…、だって土方さんへの好きは、違うよ?銀ちゃん、何か勘違いしてる??」
小首を傾げて俺を見上げる真弓の瞳は泣いた名残でキラキラしていて、思わず言葉を失いかける。
「…は?だってアイツの事、」
「私にとっての土方さんは、…そうだなぁ。銀ちゃんでいうところの結野アナと同じだよ?」
「…それ、」
「んーと…。抱かれたいって好きじゃなくて、…ファンとしての好き?」
「いや。俺チャンスがあるなら結野アナ抱きた、」
「ちょ、最低!!」
俺に向かって振り上げられた真弓の細ェ腕を掴む。
これでもう、どこにも逃がしたりしねェ。
「じゃあ、俺がお前に思う好きと、お前が俺に思ってる好きは、同じ意味なんだな?」
「…そう、だよ。妹じゃ、…やだよ。」
震える声でそう言った真弓の腕を引き、胸の中に引きずり込む。
真弓の着物は冷たくて、温めるように抱き締めた。
「ねぇ、銀ちゃん。私、言ってないよ。」
「…何を?」
「私、土方さんの事、格好良いってたくさん言ったけど。…好き、は言ってないよ?」
「………俺には言ってくれンの?」
「うん…。大好きだよ、銀ちゃん。」
思わず抱き締める腕に力を込めると、苦しい、と真弓はジタバタ暴れだした。

「銀ちゃーん。もういいアルかー?」
玄関で神楽の声がする。
「…!おかえり、神楽ちゃん!遅いけど晩御飯、簡単に何か作るね!」
真弓は俺の腕の中から身を捩って神楽に返事をする。
それから俺に向かってにこりと笑うから、俺は真弓を解放してやった。

「さ、仲直り出来たって土方さんにメールしなきゃ!」
「まさかのメル友ォォォ!?」

結局のところ、野郎は真弓を未だに夢中にさせるらしく、俺の複雑な気持ちは暫く解消されそうにねェな、と思いました。
銀さん負けねーから!!
俺しか見えねェようにしてやっからな!!


end

 
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