くるくる回る歯車が
「…ど…どうなってんだこりゃ……!!おい金蝉!?」
「…金鈷が…額にあった金鈷が悟空の妖力制御装置だと」
「…悟空の妖力が瞬間的に高まった事でそれが壊れた…と言う事ですか」
ガタリと音を立てて崩れる時……
「じゃあ あれが…あれが悟空の本当の姿だってのかよ…!!?」
「……」
「…以前ものの本で読んだ事があります 人でも妖怪でも…ましてや神でもない」
全てがバランスを崩して…
「混沌の象徴と呼ばれ伝説とされてきた天に斉しい力を授かりし存在………『斉天大聖』」
ゆっくりゆっくり……
「……!!」
崩壊へと動き出した。
『columbine』
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