「ねぇ三蔵」

「なんだ」

「煙草やめたら?」

「殺されたいか?」

「嫌だなー もー。私は三蔵様の事を思ってですね」

「『もー』って何だ お前は牛か?白々しいんだよ。どうせ八戒にでも頼まれたんだろ」

「………」

「おい…どうした」

「………グス」

「何泣いてやがる」

「何さ…折角私が三蔵の身体心配して言ってんのにさ…そんな言い方しなくてもいいじゃん……」

「な……そんな事で泣くんじゃねぇよ ビックリするだろうが」

「そんな事じゃない!!大事な事なんだよッ!?」

「あーーもう判った 判ったから泣きやめ 落ち着け 引っ付くなッ!!」




『禁煙』
お前の泣き顔には弱い俺…




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