未曾有の大災害により
遷都が行われた東京―――
「ご臨終です。」
転売目的の『臓器荒らし』が横行する中、
「どうもーーーー
お迎えに上がりましたーー」
法の改正により
遺体を火葬場まで迅速に搬送するシステム
を保健所の公務にあてた。
「保健所葬迎課の者でーす。」
通称『葬迎屋』である。
「逃げた?」
そんな職務に就く
二人の男の前に現れたのは
「お願い。少しでいいのよ!
私を匿って!!」
金糸の髪に緑の眼をした謎の少女
ビクトリア。
「――――ガキ?」
彼女が狙われる訳とは?
「うーん…じゃあ別にいーや
バラしちゃって?」
彼女を追う者とは?
「お前さん、まーた
厄介事背負い込んじまったな」
そして、彼らの運命は――――
「仕方ないでしょーよ
背負い込んじまったもんは、さ。」
蜂窩-ほうか-
2012年4月1日より連載開始…―――
「―――とか言いながらどうせなーんにもしないんでしょ?」
「まぁ、今回の拍手は偽CMシリーズらしいからねぇ」
「私の名前も容姿もタイトルだって決まってるのに何もないなんて…一体どーいう事よ!山崎っ!!」
「さぁー、その辺は管理人に聞」
「私はア・ン・タに聞いてんのよ!!」
「ンな事、俺が知るかってぇ」
「あ゛ぁ?」
「………いえ、何でもありませーん。」
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