何故こんな事になったのか、ずっとそう思っていた。
自分はこんな事を望んでいない、私ではない誰かに無理矢理こうするようにしむけられたのだと。
だから私は何の覚悟もなく彼らの旅に同行する事に頷いた。
そう、確かにこの世界に連れて来られたのは私の意志ではないかもしれない、でも今、此処に居るのは…
此処でこうやって彼らと旅をすることを決めたのは、外でもない自分だ。
「………よし。」
だから、もう迷わない
まだちょっと怖いけれど
不安はあるけれど
進もう
彼らと、共に。
ハロー、グッバイ
11.そんな貴方に感謝の言葉を
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