ずっと抱えていた闇があった
その闇を覗き込む度に人を“愛する”という事が怖かった
“愛”せばまた“失”ってしまうのではないか…――――
道行くカップを見て羨ましく思えても
笑い合う家族を見て微笑ましく思えても
そんな闇を抱える自分では触れる事すら、もう…許されないのだと思っていた
彼女に出会うまでは。
『ヒスイノハナ〜
恋心
〜』
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