「セイテン……?」
「禍事の証たる金晴眼を持ち 大地の気を吸って生まれた異端の妖」


男は語る、とつとつと……


「天上界で大罪を犯し その凶悪さ故この桃源郷に封じられていたという」


それがいるからなのだ……と……


「………それが『斉天大聖』だよ」


それが全ての不幸の始まりなのだ………と。






『異色の街〜消失〜』





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