少し前を歩くきり丸の細い後ろ姿。

その手を取って手を繋いで、二人で肩を並べて歩いてみたい。

臆病なぼくの決心がついたときに、いつでも手を伸ばせるように、もっと近付いて。距離を縮めて。
そう、いつでもぼくの射程距離の中に。

そしていつか、二人で肩を並べて、手を繋いで歩こう。





20110116





 












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