互いの熱に浮かされ終わり、一つの布団に二人でくるまると、罪滅ぼしに小さな身体を腕の中に包み込む。くすりと笑う声を訊き、視線を合わせれば、ちらりと愛くるしい八重歯を覗かせて、

嗚呼、嗚呼…!






(愛しいだなんて)












20101126 












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