「ねっ、眠い……」

「夢主ちゃん、眠いならいっそのこと寝ちゃえば?物理ならプッチ先生だし、許してくれるって」

「だ、駄目だ……!ディアボロならともかくプッチは駄目だ……!ざ、罪悪感が……!」

「(ディアボロ先生ならいいんだ)」

「と、とにかく……!プッチの物理だけは……、物理だけは何が何でも起きていなければ……、お天道様に申し訳が立たない……!」

「スケールでっか」

「か、花京院……!何か、何か睡魔を退散させる手立てを!」

「僕と濃厚なキスとか?」

「逆に永眠するわボケッ!はっ、いかん想像したら意識が……」

「ちょっとそれ失礼じゃない!?えっなにちょっと夢主ちゃんまじで!?ねえちょっと!」





「……!はっ、わたしはいったい……」

「……。えーと」

「……プ、プッチ。ね、寝てない。わたしは睡魔になんか負けてない。寝てない。授業ちゃんと聞いてるから、だからそんな目で見ないで……」

「ね、寝たかったら、寝てもいいんだぞ?」

「……!プッチ……。正気か……!?」

「あ、ああ。そんなに眠いんなら今回ぐらいは……」

「や、やった!それじゃあお言葉に甘えてグー」

「(……白目向いてたなんていえない……)」





白目の件はポルナレフに笑いながら指摘されました。