■凌統考察■

『俺の可愛い子猫ちゃん。』

凌統は、意地悪だが優しい男だと思います。大体自分の父親を殺した甘寧を最終的に許したという辺りで、彼が甘い男である事がわかると思うのです。

自分を基準にして考えてみても、もし同じ境遇に置かれてしまったとしたらその相手を許すというのは相当難しい事ではないかと思います。なので、彼の本質は『優しい（非情に成り切れない）男』だと思っています。

この彼の甘さが『代償』の陸遜のようなライバルの出現を招いたという事にしています。
形はどうあれ、夢主を奪われたのですからね。

彼のようにむしろ今まで他人の女を奪う方だった立場の男は、自分が逆の立場になった時にどうしていいのか解らないのではないかな？と思います。攻めるのは得意でも、防御は苦手。私の中では、そんなイメージです。エンパでも「攻められる時に、攻めとこうか！！」って言ってるし…（関係ないか）

彼のように愛を知らない男は（失礼ですね）、本当に好きになったらヘタレだと思うんですよね。大好きな相手（夢小説の中では夢主とします）に嫌われたくないのです。

だからこそ、ありったけの甘い台詞とその妖艶な色香で夢主を自分の虜にしようとする。それが『囚人』コンセプトです。外から徐々に囲っていく感じ。そして『愛』という名の檻の中に永遠に夢主を閉じこめる事が出来た時点で、彼の世界は完成する。

自サイトで取り扱っている無双キャラの中でも、意外に独占欲が強い方ではないかな…なんて考えています。

常に夢主の心を探っている彼ですが、夢主が心底自分に惚れていて、他の男にはまったく興味がない！…という状態になれば、今までの女遊びはどこへやら。夢主一筋で、最強のガード力を発揮してくれるかもしれません。これ幸いとばかり、畳み掛けるように部屋に転がり込んで同棲とかしてくれそうです。

ちなみに「ヘタクソ！！」とか言われたら一番へこむタイプの男性ではないでしょうか。余りのショックにそのまま夢主の前で泡吹いて倒れそうです。しばらく部屋で寝込んでウンウンうなされた後、何とか気を取り直して行動開始。浮気解禁（？）をし、片っ端から今までの女に声をかけて、秘密の猛特訓を積んでいそうです。

一週間くらいみっちり腕を磨いた後、「この前の俺とは一味も二味も違うよ？」とかなんとか言って押し倒してきそうです。

夢主で特訓すればいいのに、また拒絶されたらどうしようという恐れから、他の女でしか練習できないリントン。自分の中ではそんな感じのイメージがあります。

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