Q.次世代の神になれる【ウロボロス・ウィルス】って?
A.よくぞ聞いてくれた。
【ウロボロス・ウィルス】は、このアルバート・ウェスカーが始祖花と始祖ウィルスをベースに生成した、完全オリジナル新種ウィルスだ。
これまで執拗にウィルスサンプルを回収していたのは、それらが持つ欠点を克服したウィルスを作るためだったのだ。
このウィルスは人間の遺伝子に作用し、上手く適合すれば精神や外観を一切損なわずに知性と肉体を強化させる事が可能だ。
つまり、私のように銃弾をかわしたり高速移動できるようになる訳だな。
まさに新人類を作るに相応しいウィルスなのだ。どうだ、欲しくなっただろう?
もちろん適合しなかった場合は暴走し、感染者の肉体は無数の黒い触手に支配されたクリーチャーになってしまうがね。
まぁこれは人類の進化を目的に作ったウィルスであって、進化に値しない人間がどうなろうと構わんのだが。(←ウェスカー論)
しかし、この【ウロボロス・ウィルス】は非常に毒性が強いため、開発は困難を極めていた。
ところが、偶然捕獲したジルの体内にあった強力なt-ウィルス抗体のおかげで毒性を弱める事に成功し、実用出来るまでになった訳だ。(詳細はBIO5にて)
ちなみにウロボロスとは、『無限∞』を意味する尻尾をくわえた蛇の名だ。
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