Q.【t-Veronica】はどんなウィルス?
A.アンブレラ創始者の1人アシュフォード家の令嬢アレクシアが開発したウィルスだ。
この『Veronica』とは、アシュフォード家初代当主ベロニカの名から来ている。
【t-Veronica】は、始祖ウィルスに女王蟻と植物の遺伝子を組み込んだ全く新しいタイプのウィルスになる。
そのため『t』とは言っても始祖ウィルスから品種改良したものだから、t-ウィルスとは根本的に異なるウィルスなのだ。
【t-Veronica】は、感染者を人の姿のまま強化させる事が可能であり、また血液が空気に触れると発火するという特性を持っている。
しかし、これはウィルスに完全適合した場合であって、不適合者は悲惨な変化を遂げてしまう。
脳細胞を破壊されて自我と知能を失い、攻撃本能だけを残した危険極まりない醜悪なクリーチャーになってしまうのだ。
アレクシアは自分の父親に【t-Veronica】を投与し、その結果ノスフェラトゥという猛毒を撒き散らす化け物になっている。
しかし、父親を実験体にするとは残酷な奴だな。いや、私も人の事は言えんか…。
そこでアレクシアは【t-Veronica】を完全適応させるため自分にウィルスを投与した後、15年のコールドスリープに入り、ウィルスを肉体に馴染ませる方法を取った訳だ。(詳細はCVにて)
余談だが、アレクシアは初代当主ベロニカの遺伝子からクローン技術によって人工的に生み出された天才児だ。
兄のアルフレッドも同様だが、こいつは見事な失敗作だったな。
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