Q.バイオハザードでよく出てくる【t-ウィルス】って?
A.バイオハザードシリーズにおいて全ての元凶になったウィルスだな。
【t-ウィルス】はアンブレラが最初に開発した凶悪なウィルス兵器だ。
このウィルスに感染した者は狂暴な生命体に変異し、血肉を求めるゾンビになる。
感染するのは人間に限らず、哺乳類、爬虫類、植物、昆虫、魚類など実に幅広い。
この事から感染力が極めて高いウィルスと言えるだろう。
さらに変異性も高く、中には原型を留めないほど急激に変化する場合もある。
これらは変異種と呼び、リッカーがその1つだ。
ただし欠点が多く、感染者は新陳代謝が急激に上昇するため皮膚が腐敗し、前頭葉が破壊されて知能が著しく低下してしまう。
そのために感染者は食欲という本能しか残らない。
さらに抗体を持つ者は10人に1人。完全適合者に至っては1000万人に1人いる程度だ。
しかしながら【t-ウィルス】は生物の遺伝子交配を起こしやすい性質があり、これを利用してあらゆる生物兵器が開発された。
つまりB.O.W.開発に多大な影響を与えた画期的なウィルスなのだ。
後に開発されたウィルスも【t-ウィルス】を改良、または基盤にしたものが多く、ウィルス研究の要とも言えるだろう。
開発したのはアンブレラ創始者の1人ジェームス・マーカス博士で、始祖ウィルスをヒルに投与して【t-ウィルス第1号】を作り出した。
その後、ウィリアム・バーキンが【t-ウィルス】を引き継ぎ、開発が本格化したのだ。(詳細はbio0にて)
ちなみに『t』は『tyrant(暴君)』の意味だ。ワクチンも存在している。
[*prev] [next#]
[back]