Q.始祖ウィルスは【RNAウィルス】の一種とあるけど、RNAって何?
A.これは遺伝子学用語で実在するウィルスだ。
せっかくなので説明しよう。
※言っておくが、生物学や遺伝子学の知識など微塵もない管理人が把握した情報だという事を前提に読んでもらいたい。
先の『ウィルスとは?』でも述べたが、ウィルスには2種類あり、その1つが【RNAウィルス】だ。
【RNAウィルス】を説明する前に、まず『RNA』について簡単に説明する。
『RNA』とは、主に細胞内のたんぱく質を作るための物質であり、日本語に訳するとリボ核酸という。
その形状だが、『DNA』が二本鎖(よく理科の教科書で見る螺旋梯子状のアレ)で安定しているのに対し、『RNA』は通常、一本鎖で不安定な物質になっている。
この『RNA』を遺伝情報に持っているウィルスが【RNAウィルス】であり、『RNA』の特性上、不安定で変異しやすいウィルスなのだ。
同じ【RNAウィルス】に、エボラ、ノロウィルス、インフルエンザ、狂犬病、HIVなどがある。
ちなみに私はエボラに着目し、B.O.W.に上手く利用できないかと思案している。(ウェスカーズ・リポートUにて)
※言っておくが、エボラは致死率の高い危険なウィルスだ。間違っても私と同じ事は考えるなよ。
せっかくなので、もう1つの『DNAウィルス』についても説明しておこう。
こちらは遺伝情報に『DNA』を持つウィルスになる。
知っていると思うが、この『DNA』は生物に必要な遺伝情報を記録している物質で、日本語に訳するとデオキシリボ核酸という。
変異しやすい【RNAウィルス】と違って『DNAウィルス』は比較的安定したウィルスで、ワクチンも長期に渡って同じものが使用できる。
『DNAウィルス』には、B型肝炎、天然痘、ヘルペスウィルスなどがある。
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