一樹










 もっと…!もっと僕のこと気持ち良くして…!

「はっぁ…ん、あっあっぁあ!」

 思わず声が漏れた。後藤くんは一生懸命腰を振っている。


 あぁ…気持ち良い…!










***











「後藤くん、エッチしようよ。」
「えっ?学校でヤるの?」

 僕が提案すると、後藤くんは困ったような顔で僕を見た。

 だって、我慢できないもん…。

 渋る後藤くんをなんとか説得して、僕達は4階のトイレへ向かった。

 トイレに着くと、足早に一番奥の個室に入った。

「後藤くん…。」

 そう言って後藤くんに抱きついた。
 その時、誰かがトイレに入って来た。ちぇっ。今からいいとこなのに。

「出て行くまで静かにしておこう。」

 後藤くんはそう言って口の前で人差し指をたてた。
 餌をおあずけにされたようで思わずむくれる。



 …あ、いいこと思いついた。



 僕はズボンの上からそっと後藤くんのチンコを揉んだ。

「一樹、多分まだ居るって…」

 後藤くんが僕の腕を掴んだけど、僕は手の動きを止めなかった。

「大丈夫だよ。それより僕我慢できない。」

 誰が居ても関係ない。早く気持ちいいことがしたい。

 ジッパーをゆっくりと下げる。中から元気な後藤くんのチンコがトランクスを押し上げた。そのままトランクスを脱がす。

 あぁ…後藤くんのチンコ…、こんなに勃ってる…。

 しゃぶりつくようにチンコを口に含んだ。

「んっ」

 後藤くんの体がビクッと震えた。感じてるの?

 もっと気持ち良くしてあげる。

「待って、一樹、ストップ。」

 後藤くんは僕の頭から腰を引くと、

「一樹の中でイキたい。」

 ボソッと僕の耳元で囁いた。待ってました。やっとエッチできるんだね。

 僕はものすごい速さで服を脱ぐと、トイレのドアに手をついてお尻を後藤くんに向けた。後藤くんは僕の腰を掴むと、そのままズブズブと中に入ってきた。

「ぁあっ」

 気持ちいい…っ!

 僕って慣らさなくてもお尻にチンコ入るんだ。後藤くんがすごいって言ってた。

 こういう体で良かったなぁ…とか考えていると、後藤くんの腰がかくかくと動き始めた。

「っあ、あんっあっ…後藤くんっ…もっと…!」

 後藤くんが出入りする度に痺れるような快感が全身を走る。

「一樹…一樹っ!」

 後藤くんはラストスパートをかけるように腰を激しく振り始めた。

 すごい…気持ちいいよぉ…。
 
「あっ…はぁっあっあっ」

 喘ぐ声が段々と大きくなる。そういえば誰か居るんだっけ。もうどうでもいいや…。
 全身を快感が駆け回る。足がガクガク震えて力が入らない。

「ぅあっ、一樹っイクっ!」

 後藤くんの熱い精液が僕の中に流れ込んだ。

 あ、も、僕…も…。

 下半身に全ての快感が集まって、僕の熱い精がはじけた。
 快感で頭はぼーっとしていた。










***











 トイレから出た時、隣の個室から荒い息づかいが聞こえたような気がしたけれど、後藤くんが気づいてなかったので僕も気にせずトイレを出た。

 久しぶりのエッチだったから、すごく気持ち良かった。

「気持ちよかったね!」

 後藤くんに笑いかけると、少し顔が赤くなっている気がした。照れてるのかな。





 今度はいつエッチできるかなぁ…。

 教室に向かう足取りはいつもよりも軽かった。







-END-






トイレの個室はエロスポットベスト3に入ってると思う。





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