R18
来神設定
話が途中何度かずれている気が…
せっかくの修学旅行だというのに、どうしてあの平和島静雄と同じ部屋なんだ…部屋の振り分けを勝手に決めた学級委員にイラつきながら部屋に入った。
「あっ…」
部屋に入るとベッドの上に座っている静雄が振り向いた。
「…んで手前と同じ部屋なんだよ?」
「知るか!文句あるんなら学級委員に言えば!?」
「「……」」
あぁ…イライラする。
「…ねぇシズちゃん…楽しいこと、しない?」
こうなれば、嫌がらせをするしかないな…
***
これが始まったのはほんの数十分前…
「ひうちゃ…ひもひい?」
嫌がらせと称しシズちゃんのズボンを脱がせ、フェラをしている。
「…しゃべん、なっ」
思っていたよりも感度が良いようで、見ているこっちが我慢できなくなる…だがここは我慢、だ。もう少しなのだから…
「んっ、ふ…は、っ…、ひう、ちゃ、っ」
先端を吸うとシズちゃんは一気に射精感が高まったようで、余裕のない声で限界を訴えた。
「ぁ、いざっ…!は、なせっ…でるッ」
そんなシズちゃんの声を無視し、口全体を使ってシズちゃん自身を刺激した。
よほど気持ち良かったのか、顔を赤くし、息をあらげながらシズちゃんは達した。
「ん…っ!」
コクンと音をたてながらシズちゃんの精液を一滴残らず飲み干すと、シズちゃんは焦ったように後退りした。
「っ…んなもの飲み込むんじゃねぇよッ!」
「えぇーっ?いいじゃん。おいしかったよ?シズちゃんの精液」
「なっ…てめっ」
精液なんておいしいわけがない。あからさまな嘘でもシズちゃんは素直に信じて顔を赤くしている。
「あ…」
「?」
「シズちゃん、それ…」
「っ!」
俺が目線を下にずらすと、先ほど達したばかりだというのに再び頭をもたげているシズちゃん自身があった。
「あはっ、俺が精液なんて言ったから興奮しちゃった?」
「なっ…ちげぇよ!」
今更だけど、シズちゃんって童貞だと思う。うん、絶対童貞でしょ。しかもこういう事には全くと言っていいほど免疫がないようだ。精液という言葉にさえ赤面しているのだから。
「ふーん?まぁいいんだけど。どうすんの?それ…」
「それは…っ」
あ、いいこと思いついた…
「じゃあさ…入れる?」
「はぁ?」
「だから、入れるかって聞いてんの。シズちゃんが俺の中に入るんだよ?分かる?それ
とも突っ込まれる方が好き?俺はどっちでもいいんだけど。」
「…?」
童貞であろうシズちゃんは経験もないため言っている意味が良く分からないようだ。まぁ、相手が男だからかもしれないけど…
「黙ってるってことは突っ込む方でいいってことだよね?じゃ、ちょっと待っててね…っ」
勝手にシズちゃんが攻めってことにして、俺は後ろを解しだした。
「な…にしてんだよ…」
突然の俺の行為に驚き、目を見開いたまま固まっている。
「知識のないシズちゃんの代わりに自分で慣してんの。慣しもせずにいきなり挿入なんてしたら俺死んじゃーう☆」
「うぜぇ」
「そう言ってられるのも今のうちかも…よ?」
大分ほぐれたし、もう大丈夫かな…
「黙れ」
「…じゃあ入れるけど、シズちゃんは寝てるだけでいいから。」
そう言って勃起したシズちゃん自身を自分の後孔に宛がい、ゆっくりと腰を沈めていった。
「ん、くっ…あ、はぁっ…シズちゃ…ぁ、シズちゃんッ!」
「っ、いざ…」
根元までのみこむと激しく腰を動かし、快感を拾っていった。
「はぁんっ、ぁあっ、いいっ!気持ち、いいよッ…」
「…」
「ッ、っあ…シズ、ちゃ…ふっ、ぁ…」
あぁ、気持ちいい。こんなに気持ちいいなんて…全く…嫌がらせになってないな。
「ん、ぁぁっ…し…ちゃ…あっ、しぅ、ちゃ…っ」
「く…っそ!」
今まで黙って何も言わなかった静雄が喋ったため、静雄の顔を見てみると…
「ふ、え?」
「っ、我慢…できねぇ」
何かに戸惑ったような表情をしていた。
「なっ…」
静雄は体勢を変えて、上に跨がっていた臨也を組み敷いた時…
ピーンポーン…
「…は?」
「ん…ぁ?誰…?」
『臨也ー?静雄ー?いるかい?』
「あ?新羅?」
…ん?今シズちゃんがニヤッとしたよう、な?
「〜っ!」
あろうことかシズちゃんは律動を始めた。
「待ってシズちゃ、ぁぁっ…ふ、ぁ…やっ、ん、…あっ、しぅ、ちゃ…っ…やらぁ」
自分で動いていた時よりも感じてしまい、声を抑えようとしても抑えきれない。
「はっ、ぁあっ…っ、あぅ…ぁん、ふっ…シ、ちゃっ…」
『なぁ岸谷、いないんじゃないか?』
「!ドタ、チ…」
新羅だけでなくドタチンまでもが部屋の前にいると分かり、自然と喘ぎ声が大きくなっていった。
「あぁ…門田もいるみてぇだな」
「やっ、んあっ…ほんと待ってってばぁ…ッ!」
「…なぁ臨也…あんまデケェ声で喘いでっとあいつらに聞こえるぞ?」
「――!ふぁっ…そ、な、耳元でっ…言わな、っぅ…」
ただでさえ恥ずかしいというのに改めて言われると余計感じてしまう。しかも耳元で囁く様に言うものだから、言葉にさえ反応して自分の中に受け入れている静雄自身を強く締め付けてしまう。
「て、めっ…んな締め付けんなっ」
「む…りっ!」
締め付けることにより内側の熱がより一層伝わり、また締め付けてしまう。悪循環だ。
『うーん、そうみたいだね…仕方ない、部屋に戻ろうか』
『あぁ』
「チッ…もう戻んのか」
やっとあきらめた様で、足音が遠ざかるのが聞こえ安心していると残念そうに静雄が言った。
「は…?な、で?」
「あいつらがいる方が手前感じるだろ?」
素朴な疑問を投げ掛けると恥ずかしい返事を返してきた。
「あ、でもあれか?あいつらがいなくなったから安心して思いっきりイける、ってか?」
「なに言っ…ひっ…あぁっ…ぅっ、あ…んっ…はっ、も、無理っ…」
反論しようとした時、グンッと最奥を突かれ何も言えなくなってしまった。
「俺以外誰も手前の声聞いてねぇから安心してイけ…俺も一緒にイくから、な?」
「〜っ!」
限界が近い俺にとどめの一言。
「んっ…ぁ、あぁっ…やぁ、しうちゃ…っ、もうイっちゃぁ…っ、ひぅっ!しうちゃ…や、あぁぁぁっ!」
「く…ぁっ」
そうして俺達は同時にイった。
「な、臨也…」
「なに?」
「あの…よ」
「もっかい…いいだろ?」
***
「…ちょ、シズちゃ…助けて…」
恐ろしいほどの腰の痛みで目が覚めた。
「あぁ?」
「こ、腰…」
「は?」
「腰痛い…無理、動けない」
いや、確かに…確かに誘ったのは紛れも無く俺だよ?けど…これは予想外だった。
初めは嫌がらせのつもりだったのに。いつから変わってしまったのだろうか?…もしかしたら前から俺はシズちゃんに惚れていたのかもしれない。
そう、気付いてしまったのだ。この感情に…好きという感情に――――。
「知るか」
「…シズちゃんがあんなにがっつくからだよね?」
「なっ…ちげぇよ!」
顔赤くしながら否定されたって説得力ないよシズちゃん…
「まぁいいんだけど」
もう後戻りは出来ない。
今更嘘は通用しないのだ。
それならいっそ本音を言ってしまった方が楽になるのだろうか?いくら鈍感なシズちゃんでも気が付いているかもしれないが…
いや、これは気付いている、いないの問題ではない…伝えよう、伝えるべきなのだ。たまには素直になるのも…いいよね?
覚悟は、出来た――――。
「シズちゃん…本当は俺、シズちゃんが好きみたい。好き、大好き…愛してる。誰よりも…っ」
これを聞いたシズちゃんが顔を赤くして慌てつつも、俺も…と言っている姿を見てさらにシズちゃんが好きだと思った事は言うまでも無い…かな?
素直になれば
高校の修学旅行で泊まるホテルの部屋での出来事…と思って書いたけど、実際部屋出歩いたりする自由な時間ってある?…無いよね、うん。でも二次元の世界は自由が当たり前だからいいのか(納得)←
自由が当たり前だからきっと日中は自由行動なんだろうね(`・ω・´)