あやも様より 「ただいま」 『あ!お帰りなさい有人さんっ』 「あぁ…ちゅ」 『…ぇへ』 つい1ヶ月程前、俺は結婚した。 相手は4つ下のなまえ。おおらかで、家事も俺のサポートも一生懸命やってくれる自慢の妻。 そんな可愛いなまえには弟が1人いる 「わわっ…お、お帰りなさい!監督!」 それがこの影山輝。 俺の恩師である影山零治の甥で、雷門サッカー部の部員。 「来ていたのか影山」 「はい!お邪魔してます!監督!」 『もー、ひぃくん!お家では監督じゃなくってお兄ちゃんって呼びなさいっ』 「あ、…ごめんなさい…」 『有人さんも!影山って呼ぶのは鬼道監督のときだけだってばぁっ』 「すまん…」 なまえは年の離れた弟が可愛くて仕方ないらしく、しょっちゅう家に呼んで食事をする。俺にも春奈が居るし、兄弟が心配になる気持ちもわかる。俺が帰宅するまでの間、なまえが寂しい思いをしないのであればそれはそれでいいのだが結婚して1ヶ月の新婚。もう少し二人だけの時間というものを楽しみたい。 「かげ…あー…輝」 「は、はい!」 「時間、大丈夫か?」 「え?」 『あ!もう10時すぎちゃってる…』 いくら外が暗くても7時8時ならばそのまま帰すことが出来るが、流石に10時にもなれば輝が男子と言えど帰すのは心配だ。なにより、帰すとなるとなまえがどうにかなる。心配すぎてどうにかなる。タクシーを呼ぶか… 『ひぃくん今日はお泊まりしなよ!』 まさかのお泊まり発言。まぁそれが一番安心だし、なまえも喜ぶだろう 「え!で、でも…」 「泊まっていったらいい。」 「ぁ…はい」 『やったぁ!じゃあひぃくんのお布団敷いてくるね!』 なまえは嬉しそうにパタパタと走って空き部屋へ布団を敷きに行った。可愛い。その後ろ姿は間違いなく可愛いが…なぁ… 「あの、お兄ちゃん…」 「なんだ?」 「なんか、ごめんなさい…」 「気にするな。兄弟なんだからな。」 「…はいっ」 「…風呂、入ってこい。明日、朝練だろ」 「はい!」 中学生を夜更かしさせるわけにはいかない為、バスタオルの場所を教え風呂に入る事を勧める。できれば風呂に入ってさっさと寝て貰いたい。なまえには少し、いろいろと教える必要があるみたいだからな。 『ひぃくんお布団敷けよぉ!』 「輝は風呂に行った」 『そっか!じゃあバスタオルー…』 「もう場所は教えてある」 『ん、じゃあ…ご飯!用意するね!』 「あぁ。頼む。」 部屋着に着替え温め直した料理をテーブルに出して談笑しながらそれを食べていると、風呂から上がったらしい輝がバスタオルで頭を拭きながらリビングに入ってきた 『あー!ダメだよひぃくん風邪引いちゃう!』 「大丈夫だよお姉ちゃん!ちゃんと乾かしてから寝るよ!」 『そう?』 「うん!おやすみなさいっ」 『おやすみ…』 「おやすみ。はやく寝ろよ」 パタンと扉を閉めて輝はゲストルームへと向かった。なまえは何故かしょんぼりしている 『なんか…』 「ん?」 『ひぃくん、おっきくなった…』 「?」 食べ終わった食器をシンクに運びながら、ポツポツとなまえは話し出した。 『昔は、お姉ちゃんお姉ちゃんってくっついてたのになぁ』 「…輝も中学生だ。思春期なんだろう。」 『そっかぁ…』 「そんなにくっついて欲しいなら」 『!』 「俺がいつでもくっついていてやるが?」 シンクに手を置いて少し俯いていたなまえを後ろから抱き締めたら、フワッとシャンプーの匂いがしてなんとなく幸せな気分になった 『ふふ…』 「輝も中学生の男子なんだ。いくら仲が良くても男子特有の恥ずかしさがある。昔の様にはいかないだろう。」 『そうだね…』 「けどお前達兄弟は羨ましくなる程仲が良い。だから思春期の恥ずかしさなんてすぐに感じなくなるさ。」 『ん…ッや…ゆ、とさ…』 うなじや耳に唇を押しあてながら話せば、小さな反応を見せ始めた 「ん?なんだ」 『やめ…ひぃくん、いるのにい…っ』 「今日の練習はハードなメニューだった。きっともう寝ているだろ。寝ていなくても、ゲストルームまで声は届かない」 『でもっ』 「聞かせてやるのもいいかもな。思春期の男子はこういうことに興味がある。」 『、…』 体に手を這わせてあちこち撫で回しながら耳元で囁けばだんだんなまえの膝から力が抜けてくる。もう少しで落ちるだろう 「いつもみたいに声出さないのか?」 『だ、て…ひぃくん…』 「いいじゃないか、聞かせてやれば」 『や…、べっど…』 「ん?」 『べっど、いく…』 ほら、落ちた。 「フ…仕方ないな。」 『ん…』 背中と膝の裏に腕を回して抱き上げる。 真っ赤になったなまえの頬にキスをしたら、更に赤くなってフニャッと笑った 可愛い。 ゆっくりとベッドに降ろして寝かせれば、『はずかし…』と顔を背けた。それが可愛くて顔の横に片腕をついて逃げ場を奪えば恥ずかしそうにしているなまえと目が合った。 「そんなに恥ずかしいか?」 『うん…』 「今さら恥ずかしがることは無いだろ。こうするのも初めてじゃないんだからな。」 そう言いながら服を脱がせ始めると『でも恥ずかしいのーっ!』っとなまえは手足をパタパタさせた。 『有人さん、なんだか意地悪…』 「そんな事はない。だが、なまえを見ると苛めてやりたくはなるがな。」 『もぅ…』 鎖骨辺りに唇を落として吸い付く。その度になまえはピクピクと体を跳ねさせて、時折声が漏れる 「ちゅ、…もう勃っているな。」 『や…』 「いや?本当に嫌なのか?」 『…っ』 「なまえ」 『や、じゃない…』 「いいこだ。」 ちゅ、っと立ち上がった胸の先に噛みついて片方は指で構う。敏感ななまえはそれだけで息を荒くさせて、目にはうっすらと涙。こんな事をするのは初めてじゃないのに、いつまで経っても初めてするような反応を見せるなまえに、こちらも初めてなまえを抱くような気分になる。 『、…ぅぁ…ッ』 「まだ声を我慢するつもりなのか?」 『だ、て…』 「まぁ良い。嫌でも声を上げる事になるからな」 そっと脚を開かせてするりとなぞる場所はもう既に水気がある。つまり性的快感を感じて本能的にそこは俺を受け入れる準備を始めていて、嬉しくなった 「もうここは欲しそうだな」 『あ…っ!』 「すぐにでも入れたいが…まずは解さないとな。なまえ痛いのは嫌だろう?」 『、ん…ッ』 女なら感じない訳がないであろう突起、クリトリスを強く押し潰す。途端に『ひ、あっ、!』っと可愛い声を上げてビクリと動いた。親指でグリグリと捏ね回しながら、中指と人差し指をゆっくりと、焦らす様に差し込んで、浅いところで少しだけ出し入れしてやる。膣はぬるぬるでずいぶん柔らかい。けどもう少しだけ構ってやる。俺を受け入れた際に痛がられては切ない。 『ぁ…、やぁ…』 「なんだここじゃ満足出来ないのか」 『、…っ』 「なまえ」 『っ、ほしぃ…奥、ほし…』 ズルっと奥に指を差す。もう十分に解れているから俺を受け入れる準備は整っているようだ。ぬるぬると滑る中を指でぐちゃぐちゃとかき混ぜて引っ掻き回せば、なまえの口からは喘ぐ声しか漏れなくなった。 もう俺も我慢ができない。そろそろ…、 「なまえ、入れるが…いいか?」 『ん、…ちょ、だ…』 「あぁ」 下着ごと少し下げて、そこに先を宛がうとなまえの体がフルリと震えた 「フ…期待してるのか?」 『ぁ…も、やぁ…』 「ハハッ意地悪だったな、」 『んン…ッぁ!』 なまえの中に腰を進めると、中は侵入を拒む様に蠢くけど、それを全てムシしてグッと奥に入り込む。膣はよりたくさんの精子を吸収しやすくするために、自分が一番気持ちいいと感じた男性器の形合わせて膣も形を変えるそうだが、それは本当なんだと思う。俺にピッタリとくっついてくる。なまえの心も身体も、全て俺仕様になっているんだと思うと、とてつもなく嬉しくなった。 ビクビクと動く中が俺を欲している様に感じて、やらしい音が部屋中に響く様にガツガツと奥を突いた 「っ、」 『ぁ…ぉく…きもひ…』 「そうか。」 『ひぃ…』 なまえの目には涙。唇は開きっぱなしで涎まで垂れていて、視覚的にも刺激的過ぎてますます腰が止まらなくなる。なまえも腰をゆるゆると振っている。もっと刺激が欲しいようだ。 腰を止めずに体を屈めてなまえの唇にキスをして、チュルッと涎を吸いとってみたらギュッと膣の締まりが良くなった 思わず射精しそうになった… 『ひんッ…やぁ…あ』 「締まりが良くなったな、」 『ゆと、さ…』 「、なんだ?」 『も、イきた…ぁッ』 「ん、」 もうなまえは限界らしい。正直に言えば、俺も限界が近い。こうして触れあうのも久しぶりで、お互いに溜まっていたようだ。 だが、まだなまえの中にいたい。なまえを苛めたい気持ちもあって。 だからせめてなまえが達するまではもう少しなまえを気持ちよく苦しめよう。 右手はなまえの手を握ってベッドに。余った左手で硬くなったクリトリスを苛める。 グリグリと押し潰したり撫でたり、なまえは高い声を上げながら、俺をさらに締め付けた 『や!やぁら…!くり、やぁあッ』 「だが気持ちいいだろう?」 『は、ぁ…きもちぃッ』 「フッ…なまえは本当に可愛いな」 もちろん指も腰も止めていないから、俺も気持ちいいしそろそろ出すものを出したい。腰が甘く疼く。 「なまえ、」 『、んぅ?』 「今日はどこに出して欲しい」 『!、』 「欲しいところにやる」 なんて、本当は膣に出したい。イきそうになっているなまえに聞けば間違いなくナカに出して、と言うのは解っている。卑怯な聞き方だなとは思う。 『ナカァ…なまえに出して、欲しいぃ…!』 「ナカ、な…、」 『ぁ、ア…もぅイ、くぅ…やぁあっ!』 「っ!」 身体を強ばらせたなまえに続いて俺も達した。避妊具はもちろん着けていないから、なまえの膣には俺の精液は広がった。 あぁ、なまえの心も身体を支配している とても気分がいい。 『は、…』 「……大丈夫か?」 『ん…有人さん、なんだか今日、は…いじわる…』 「フッ…すまん。情けないが、ヤキモチを妬いたようだ。」 弟の輝にヤキモチなんて自分でも情けなく思う。なまえと輝が仲良しなのはわかっていたのに、なんとなく妬いていたようだ。 そう言えばなまえはふにゃんと笑って、頬にキスをしてくれた それだけで全てが満たされるような気がする 支配されてるのは俺も同じ 、か…。 なまえが愛しくて、抱きしめてキスをした 20120126 clap! / BACK / TOP |