想造詩

想いを造る脳語り(フィクション)には温度がない

冷た過ぎて現実か現実逃避かと勘違いする

頭の中を探っても真実は見えない

創り演じた外見は心が剥ける気がする



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空想詩

153
どうせどうせとアタシは消えてしまいたい日々を
どうせどうせを口癖にネガティブに進もうとしてた

どうせどうせとアタシは頑張れない日々を作って
どうせどうせを言い訳にポジティブを拒絶してた

大して頑張ってないのにもう無理とか思って
つまらない些細なきっかけで絶望とか思って
自分否定欲ばかり頭にしか浮かばなかった

地雷はアタシを可愛いと認めるためのお守りだ
地雷はアタシを肯定に導くための鎧だ

アタシが綺麗ではないのは分かってる
アタシは世界一可愛いのも分かってる
アタシが嫌われてるのも分かってる
アタシも世界一嫌いだと思ってる

アタシが綺麗になれないのは分かってる
アタシの全てが可愛いのは分かってる
アタシに否定してるのも分かってる
アタシも全てが嫌いだと思ってる


どうせどうせを口癖に可愛いの鎧で守ってた
どうせどうせを隠して可愛いと言い聞かせてた


どうせどうせとアタシは頑張ってる気になってた
どうせどうせを言い訳にネガティブを肯定してた










152
悪意は表に表現しなければ成立しない
悪意は成立しなければやり続ける
気付いた本人さえ突っ込めない
ダメージを受けても我慢するしかない
周りがしらけてはそれ以上追求できもしない





151
誰かを犠牲にしてまで
自分を勝ち取りたくない
誰かの優しさを踏みにじって
自分の罪を正当化したくない
誰かに助けを求めて
自分に有利な展開になりたくない
誰かが喜ぶのなら
自分が苦労しないなんて考えられない
だから誰かに傷付けられたら
自分に疑ってしまいたくなる




150
弱いから恐怖で自分さえ恐ろしい
優しさに縋って恐れを避ける
変わろうと前へ行けない
気持ちに段々と罵られていく




149
生きています
生きているんです
生きているようです
生きているみたいです
生きていて申し訳ないです
生きていては駄目ですか
生き続けてはいけませんか
生きている事を後悔しています
生きたくはないんです
生きてしまってるんです
生きてる意味は分かりません
生きる理由も分かりません
生きているのは弱さです
生きているのは怖さです
生きていて不満です
生きていて情けないです
生きるしかないのです




148
脳内を吐き出した先は
周りが引く形(ヒクモノ)だった
満足しているようで微妙な
理解し難い形(モノ)は異様で
それを少数は高評価した
それだけで気持ちは救われた
自分を理解されたようだった




147
僕は自己嫌悪に落ちた
僕は心が炎症していた
僕は毎日毒を吐いた
僕は脳が狂ってしまった
僕は闇を悟っていった
僕は生と死を混同した
僕は自暴自棄に至った
僕は真っ暗な心を感じた
僕は真っ白な脳内に戸惑った
僕は誰かと混乱し始めた
僕は存在さえ疑っていた
僕は空想を生み出した
僕は心を現実化してみた
僕は脳に恐怖を与えた
僕は架空生物を呪った
僕は日々の習慣が出来た
僕は殻から抜け抜け出せなかった
僕は弱虫で恐ろしい生物になった
僕は誰かのせいにし出した
僕は他人に気持ちを擦り付けた
僕は人を悪だと決め付け始めた
僕は正義だと罪を犯した
僕は自分自身を正当化し始めた
僕は自分が正しく思えた
僕は結局納得いかなかった
僕は自己嫌悪で空っぽになった




146
僕は訴える為に絵を描いた
抑えようとした毒の感情を
現実で殺してしまわないように
僕は叫ぶ為に詩を書いた
押しつぶされしまう悪の感情が
現実で死んでしまわないように
僕は危険だと自負している
僕のやり方で未然に防いでいで
今も僕らしく堂々と生きてきている




145
感情の先に狂気があったら
僕は僕を捨てるべきなんだろうか
感情さえ縛られてしまったら
僕は僕としての資格を失うんだろう
別に危険な生き方をした訳では無いし
気持ちを抑える為に表現しただけ
良く平気でとか君の勝手だろうよ
そんな危険な未来なんて求めてないし
僕を生きるのも君からしたら勝手だろうよ





144
愛は悲しい程に牙を向ける
頼る者は居ないと知り
痛みしか残してはくれない
愛は苦しい程に突き刺さる
信頼者は居ないと悟り
疑いしか残してはくれない




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