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好き(ガイリー)









俺はお前が好きだ。
ひた向きな所、熱血な所、青春を感じ青春を謳歌している所が。
最初はテンテンやネジに対する「好き」と同じだった。
だが、一緒に修業し一緒に昼夜を過ごすなか、今までとは違う「好き」になった。
そしてそれは、今まで感じたことの無い「好き」だった。

今まで何人かの女と付き合ったことがある。だが、その誰とも違う感情。
ああ、お前が俺の運命の相手だったのかと、自然と受け入れた。
俺はリーの手を握る。
リーは少し驚いた表情をしたあと、頬を赤らめた。

お前と、あと何回修業出来るだろう。
お前と、あと何回任務に行けるだろう。
お前と、あと何回昼夜を過ごせるだろう。
お前と、あと何回この時季を過ごせるだろう。

俺にはお前が必要だ。
好き。好きだ、リー。

俺はリーの頬を触り、微笑んだ。
好きだ。
この言葉も、あと何回言えるだろうか。






Fin


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