仁王が父親の仕事の関係で
2ヵ月間九州に行く事になった。
一人で残るっていったら
生活力ないんだからダメと
母親に止められたらしい。
まぁ確かにそうだなと妙に納得させられてしまった。

たった2ヵ月だけなのに俺には辛くて、
出発前に飽きるほどベタベタして、
何回イったかも分からないくらい抱いてもらった。
けど次の日には仁王の温もりなんか消えちゃって、
心の中がポカーンとした感じ。

仁王が九州にいってから2日後。
一通の封筒が届いた。
中にはポストカードと
「愛してる。会いたい。」
と書かれた紙切れ。

仁王からだ。
あいつ携帯持ってんのに
わざわざ手紙だなんて。
俺もルーズリーフだして
仁王に手紙を書く。

メールじゃ感じられない、
仁王の愛情をたっぷり受け取って。
俺も仁王にたっぷりの愛情を返す。

次手紙がくるのたのしみじゃん?

end

年賀状かいてたら思いついた話です。
メールの時代だからこそ
手紙の暖かさを。
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