「丸井さんって女とやったことあります?」
「はぁ?ねぇよ。」
いきなりきわどい質問しだす赤也。
まぁ、仁王と付き合ってるから
仁王とならやったことある。
「仁王先輩は?」
「…の、ノーコメントで。」
「仁王はそこら中の女に手出してるよ。」
ニコニコ笑顔でサラッと言い出す幸村くん。
さっきから仁王がチラチラと申し訳なさそうにこっちをみてくる。
「えー!?仁王先輩サイテーっスね!
やったらぽいっスか!」
「でも、最近は変な噂聞かないから
仁王も更生したんじゃない?」
ふーん、そりゃそうだよね?
俺にお前の女関係で散々泣かされたし?
目線で殺気を送ればビクッと震える肩。
「も、もうその話止めん?
ってかそういうの止めたし。」
ちょっと声震えてるし…
「えー、もーちっと話ましょうよー」
赤也の言葉に部室から逃げ出す仁王。
ま、いっか。
帰りおぼえてろよ?
仁・王・く・ん?
end
丸井は考えを改めた仁王の
堂々としたとこ見たかったのに、
ビクビクする仁王みてイラッとしちゃう
っていう設定です。