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ワタシの隣に

※目線の先にの続編です。
一年後設定







「アナタと付き合い始めて丁度、一年になりマスね。」

「そうですね。長いような、短いような一年でしたね!」

「ええ、あの頃を思い出すだけでとても嬉しい気持ちになりマス。」
「まさか、会って二回目で告白されるとは思いもしませんでしたからね、」




そう、出会って二回目の時、鈴那様からお喋りに誘われた後告白されたのでございマス。
ワタシはとても嬉しかったので、即二つ返事でOKをだしました。
その時はまだ出会って間もない頃でしたので断られると思ったのでしょう。
ワタシが返事をした途端、その場に泣き崩れてしまわれました。

それも、今となっては良い思い出にございます。




そのおかげで今もこうして鈴那様の隣にいることができるのですから、



「思い出に浸っているところ悪いですが、インゴさん。」

「はい、なんですか?鈴那様」


「付き合って一年になるんです!そろそろ、私の名前から『様』をとってください!」

「無理な相談でございマス」
「そう、その敬語も止めてください!」

「なんか他人行儀じゃないですかっ。!」

「それを言うなら鈴那様、貴方様もワタシのことは呼び捨てでよんでくださいマシ。」


「ムリです!」
「ならぱ、ワタシも無理にございマス。」

「な、なんて横暴な・・・」
「貴方様がワタクシを呼び捨てで呼んでくださるのなら、ワタクシも敬語と様付けをやめようではありませんか!」



「ひ、ひどい!」



「・・・・・・・・・」


「イ、インゴ・・・」


やっと折れてくれたのか、鈴那は小さな声で俺の名前を呼んだ。
しかも、上目使いのオマケ付き。

そんなことをされれば俺の理性が崩れてしまうじゃないか。


襲いかかりたい衝動を押し殺して鈴那を抱きしめる。

そして、ワザと耳元でイタズラっぽく囁いてみる。
「鈴那、敬語は俺のストッパーなんだ。敬語を止めると鈴那を襲ってしまうかもしれないぞ?それでもいいのか?」


そしたら鈴那が顔を伏せたままの小さい声で、
「インゴになら、なにされてもいいよ・・・///」


なんて言うもんだから、俺の理性は音を立てて崩壊した。





オワレ!!
続編は翡翠星月が書かせていただきました!
翡翠星月的には、インゴさんは敬語外すと一人称「俺」設定
文才?シャンデラのだいもんじで燃え尽きたよ ヽ(゚Д゚)ノ
by翡翠星月

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