どうやら彼は甘いようです
「ジャーファル〜!ジャーファル〜!」
「何かご用意ですか?鈴那さん。」
私に用があったのか、小走りで近づいてくる鈴那さん。
一応恋人同士ではありますが、最近私は忙しく会う機会がめっきり減っていたので嬉しい限りです。
「ジャーファル、ポッキーゲームしよ!!」
「ポッキーゲームですか?いいですよ。」
確か今日はポッキーの日などとどこかの誰かさんがはしゃいでましたね。
「でも、ただやるだけではつまらないですからね。負けたら勝った方の言うことを一つ聞くというのはどうでしょう?」
「いいですよ!私ポッキーゲーム強いんで負けませんよっ。」
ポッキーゲームに強いも弱いもあるのでしょうか…
「では、ポッキーゲームスタートですね。」
……………
「何故勝てない!!」
「ポッキー一箱使ったのに一勝もできないんですか、鈴那さん。」
「ジャーファルが強すぎるんだよー!!」
そう言って、床に大の字で寝転がる鈴那さんはなんとも可愛らしい。
「負けは負けですので、一つ言うこと聞いてくださいね?(妖笑)」
「え、え?何言う気?」
「今日1日、私と一緒にいてください。」
「へ?そんなことでいいの?」
「はい、最近鈴那さんと会う機会が減ってしまっていたので…」
「アハハハ!!」
何故かいきなり鈴那さんにお腹を抱えて笑われてしまいました。
「何故笑うんですか!」
「いや、だって、さ。ジャーファルが私とおんなじこと考えてたなんてなんかもう、可笑しくって!」
どうやら鈴那さんも私と同じ事を勝ったら言うつもりだったようです。
たまに私達は似た思考を持つときがあります。
そのことが私には嬉しくてしょうがないのです。
初マギ、初ジャーファルです。
口調間違ってたらすいませんm(__)m
sliding土下座します…
こんな駄文でももらっていただけたら幸いです。
亜比流様のみ持ち帰り可
byU-DA,
prev / next