text | ナノ


転校生とサッカー部

月山に南沢君が転校して来てちょうど一週間。

この一週間で南沢君について分かったこと。



女子にモテる。
どことなくエロい。
内申ばっかり気にする。
負けず嫌い。

そして、サッカーをするということ。

サッカーをするということは、サッカー部に入るのだろうか?

「喜多川!」

そんなことを考えていたら、いきなり名前を呼ばれた。
振り向くとそこには南沢君がいた。

「どうしたの?」

「喜多川って、サッカー部のマネージャーだよな?」

「そうだよ?もしかして、サッカー部に入るの?」

「ああ、だから放課後サッカー部に案内してくんない?」


「いいよ。じゃあ、これからよろしくね?南沢君。」

「よろしく。」




*****

あのやり取りから結構時間が経って、今は放課後。
私は今、南沢君と一緒にサッカー部に向かっている。

もうちょっとで部室だな、と考えていたらちょうどいい所に兵頭さん。

これはナイスタイミングと思い、声をかける。

「兵頭さん!」

「鈴那か、何か用か?」

「はい、入部希望者を連れてきました!」

「入部希望者?こんな時期にか?」

「はい、えっとこちらが入部希望者の南沢篤志君です。」
「南沢君、こちらが月山国光のキャプテン、兵頭司さんです。」

「南沢篤志です。よろしく。」

「兵頭司だ。こちらこそよろしく頼む。」
「ちょうどいいからこのまま練習に参加していかないか?監督には俺から伝えておこう。」

「分かりました。」


南沢君はこのまま練習に参加するらしい。
なので、私は兵頭さんと一緒に監督の所に行くことにした。






南沢さん夢2話目です!
これ書いてて、兵頭さんて南沢さんより年下って初めて知った(^◇^;)

兵頭さんの口調がわからna‥‥
次回南沢さんがソニックショットをうちます。
多分(゚Д゚;)エェ
by磯崎蓮

prev / next

[ back to top ]



「#学園」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -