盛大に遅刻な四月馬鹿

「リリーの事ホントは何とも思ってないんだ!スネイプとお幸せにね!」
「…(ボロッ)」
「えっ」

鹿→百合と見せかけた鹿→←←←百合って大好き


犬夢

「お前のことなんか大っ嫌いだぜ!!」
「そうですか、私も貴方様の事など大嫌いですよ」
「へへ〜」
「…シリウス様、」
「んあ?」

「…これからもずっと、
貴方様のおそばに」

(カチリ)



久々にBG夢子で四月馬鹿
嘘であって欲しい嘘


犬鹿

「おっはよーシリウス!清々しい朝だねわっほい!さぁ今日も頑張ってスクールライフを楽しもう!」
「…」
「…シリウスー?」
「…休む」
「…へ?」
「今日、休む」
「…今日は待ちに待った校外実習の日だよ?」
「行きたくねえ」
「…みんなで森でピクニックして、外でクィディッチするよ?」
「やりたくねえ」
「昨日折角夜中まで悪戯の計画立てたじゃんかー」
「気分じゃねえ」
「夜はみんなでキャンプファイヤーだよ?」
「面倒くせえ」
「…」
「…」
「…はぁ、ったくしょうがないなー」
「…」
「…じゃあ、行かない代わりに約束して。

ちゃんとご飯は食べること。課題もすること。
夕方までには必ず部屋に戻って来て、僕らにおかえりっていうこと。オッケー?」

「…ん」
「よし、約束だよ。
守らなかったら今度の日曜日のホグズミードの件は無しだからね?」
「…ん」
「じゃ、皆待ってるから僕行くね」
「…ん」

<ガチャ>
<パタン>

「…はぁ、
しんどいなぁ…」



鬱犬のとある朝
何もかも投げ捨てたい日は、そっと一日を過ごしましょう。きっと次の日には元気になるよ


鹿夢

「大好き」
「大好き」
「大好き」
「大好き」
「大好き」
「大好き」
「楽しいね!」
「楽しいね!」
「楽しいね!」
「楽しいね!」
「楽しいね!」
「楽しいね!」
「幸せだ」
「幸せだ」
「幸せだ」
「幸せだ」
「幸せだ」
「幸せだ」

「…ふふ、そんなに言われても、誰もいないよ」

「はは、そうだね」



いつのまにかぼっち鹿とか何それおいしすぎる


猫百合

「愛とは何だ」
「こういう気持ちよ(ギュッ)」
「愛は重いな(ドゴフッ)」

Twitterのネタより
いい話っぽいが何か違う


百合針
※鬱ネタあり
獅子谷襲撃時






いつの日かは忘れてしまったけれど、隣に住んでいたおばあさんの猫が子供を産んだ時、近所の悪戯っ子が産まれたばかりの仔猫を触り、そのせいで親猫がその仔猫を殺してしまった事があった。まるで小さな毛玉の様なものが、血だらけになった爪と口元を舐めつつ座っている親猫の隣に、ころりと転がって居たらしい。
そんな惨たらしい事件であったのにも関わらず、おばあさんは涙ながらにこう呟いていた。
『誰かに奪われる位ならと思ったんだろうね』



「……、」

私は、出来るだろうか。
今この瞬間を謳歌し生きている、母親の腕に抱かれて顔を綻ばせた我が子を。
私は、殺せるのだろうか。

「…、う、う…」

柔らかい熱が服越しに伝わってくる。きっと今頃、私達を守る為に一階に一人残った、あの人そっくりのクシャクシャな髪の毛が、じっとり濡れた頬を擽る。
私と同じ緑色をした丸い大きな目が、何の疑問も持たず、母親にしか向ける事のない絶対的に純粋な視線が、涙で霞む私の目を、一心に覗き込んで来る。

「ッああ…!」

狂おしい程の愛しさで。
守りたいと願い。
咳き込む程の悲しさで。
生かしたいと望み。
けれど、彼は来る。
美しいエメラルドの絶望をその手に携えて。
恐ろしい顔に、勝利で歪んだ笑みを湛えて。

「アアアア…!」

もしこの愛しい我が子を、もう一度私の胎内へ戻す事が出来たのならどんなに良いだろう。この子を頭からバリバリと喰べ、もう一度この世に生み出す事が可能ならば、どんなに幸せだろう。
綿の様な頬を、細い骨を、頼りない筋肉を、残らず咀嚼して、再び我が子と一つになれたとしたら、きっともう、闇の魔法使いなど、恐れる必要もないのだろう。私はもう一度母となり、我が子が産まれる死痛を乗り越え、涙に滲む微笑みで、また我が子を迎えることが出来るのだろう。

「…鳴呼…!」

けれど、
それでも、
きっと私は、
あの親猫の様には、
なれないのだろう。






鬱ネタすまそ
親猫の話を読んだ時、何だかふっと浮かんできた


悪戯

(ビュオオオオ)
「子供はぁー!」
(ビュオオオオ)
「風の子ォー!」
(ビュオオオオ)
「げ、元気なぁー!」
(ビュオオオオ)
「…子…(カチン)」
「うわっムーニーが凍った!」
「だからお前はやめとけっつっただろー!!」



イギリス文化の授業で、英国人は冬でも半袖と聞いて
学生狼って皮下脂肪少なそうだよね


猫百合
※抽象的表現有り
まぁ深く考えずに






「鳴呼、燃えてしまった」
「あら、残念ね」
「またやり直せばいい」
「何度繰り返すの?」
「何度でも」
「懲りないわねぇ」
「この身が燃え尽きても、必ずやり遂げる」
「悲しいだけじゃない」
「そうでもないぞ」
「ホント、変な人ね」
「情熱家だと言え」
「灼熱だけにね」
「諦められたら、とっくにしているさ」
「そうね、私も貴方に興味があるから」
「光栄だな」
「どう致しまして」

「…幾らでも繰り返す。やり直す。
骨ばかりの焦げた羽で、
僕はまた、君を追いかける」

「…幾らでも立ち止まってあげる。待ってあげる。
痛みしか与えない思い出で、
私はまた、貴方を苦しめていく」



これがぼくらの幸せというに相応しいのかと、二人でこっそりと笑い合う。
それは、太陽に恋したイカロスの物語。
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