応急処置法です
参考にしてください


パニック障害に陥っている人には、
ゆっくりと深呼吸(腹式呼吸)をさせ、手を握ったりひらいたりさせてください
ビニール袋など袋で行うといいです
なくても手のひらをつかっておこなえます
そして、手をつないでください
その人に自分の心拍や脈拍をきかせるようにしてください。安心します

糖尿病患者の方には
インスリン注射をしている場合に、しばしば血糖値が下がりすぎると低血糖発作をおこす場合があります。空腹感、冷汗、手足のふるえ、めまい、不安感などを伴い、処置が遅れると、糖尿性昏睡をおこし死亡することもあります。角砂糖などや飴、ジュースなど糖分を含むものをあたえてください

外傷者には
水道などの流水で汚れを落とします
流水がない場合は清潔なタオルや布で汚れを落とします
怪我をした部位だけでも清潔に保ちましょう
また看護者はきちんと手洗いを行ってください
※この現状では感染症にかかりやすくなります
抵抗力を高めることが予防になるので、栄養のバランス、休息、睡眠に留意しましょう

出血している人には
1)傷口がどろなどで汚れていたら、水道の流水できれにに洗い流してください
2)清潔な布で出血部を押さえ、手で圧迫してください
3)心臓の拍動にあわせて血が噴き出しているときは、動脈からの出血なので、直接圧迫しながらその傷口を心臓よりも上にあげてください。そして、傷口よりも心臓に近い動脈を指で圧迫して止血してください
4)↑でも出血が止まらない場合は傷口よりも心臓に近い部位を止血帯(タオルやベルト、ネクタイなど巻けるもの)で絞めて止血してください。止血帯の結び目に棒を差し込み、ゆっくりと回転させて出血がとまるまで絞め、その位置で固定してください

意識がない方には
その人の耳もとで「大丈夫ですか」と呼び掛けたり、肩を軽くたたき、反応があるか確かめます。ない場合、「意識なし」と判断し、大きな声で「救急車呼んで」と助けを求めAEDの手配をお願いします。また、もし誰もいない場合、119番通報をまず行います
救急車がくるまえには心肺蘇生法を行います。
心肺蘇生法は30回の心臓マッサージと2回の人工呼吸のサイクル(30:2)を繰り返します。心臓マッサージ30回と人工呼吸2回のサイクルを2分間、あるいは5サイクルこど胸骨圧迫の担当を交替し、AEDを装置するまで、また救急車が到着するまで続けます
以下を参考にしてください
1)気道確保
片手を額にあて、もう一方の手の人差し指と中指の二本をあご先にあて、これをもちあげて気道を確保します。この時下顎の柔らかい部分を圧迫しないでください
また、首を怪我している場合は上記の気道確保法は危険なので、傷病者のあたま側にまわり、両手を下顎に当てて下顎のみを引き上げます
2)人工呼吸
気道を確保した状態で、呼吸の有無を確認(10秒以内)します。呼吸がなければ人工呼吸を開始してください
気道を確保したまま、額に当てた手で傷病者の鼻をつまみます。口を大きくあけて傷病者の口をおおい、空気がもれないようにして、息をゆっくりと吹き込みます。
この時、およそ1秒かけて、2回吹き込みます。
3)心臓マッサージ
かたい床の上にあお向けで寝かせます。傷病者の横にまわり、圧迫部位を確認し、手の付け根がその部位にあたるようにおきます。他方の手をその手の上に重ね、肘をまっすぐ伸ばして体重をかけ、4〜5cm胸骨が下がるくらいまで圧迫します。
※AEDは一般の人でも使用が認められています

けが人や病人を安全な場所に移動するには
どこへ運ぶか、どのような方法で運ぶが決めてから対処してください
患者の状態をみて運ぶ方法を考えますが、なるべく周囲の人の協力を得て、二人以上で運ぶようにしてください

範囲のせまい火傷をしたら
1)すぐに流水で冷やします。患部に直接水を当てないで、その少し上から水を流します。痛みがなくなるまで十分に冷やします。冷やすと、痛みがなくなるだけでなくそれ以上火傷が深くなるのを防ぐことができます
2)水泡はつぶさずにおき、感染を防ぐために清潔なガーゼをあててから包帯します。

範囲のひろい火傷をしたら
1)衣服を脱がさず、着たままシャワーで水をかけます。すぐに救急車を手配しましょう。十分冷やしたら静かに衣服を脱がします。脱げなければ、無理にはがさないでください
2)からだは毛布で保温します。火傷の部位は、冷水でしぼったタオルなどで冷やして病院へ運びます
3)火傷の範囲が広かったり、深かったりすると、顔が青くなったり、血圧が低くなるなど、ショック症状をひきおこします。その場合は頭を下げ、枕や座布団などで足を上げる体位をとります

火傷の症状
一度…表皮まで…発赤、痛み、熱をもつ
二度…真皮まで…水泡、発赤、強い痛み、熱をもつ
三度…皮下組織まで…白くなり、乾燥気味、痛みはない

骨折したら
1)なるべく動かさず、その場で処置します
2)出血しているときは止血し、ガーゼなどでおおいます
3)骨折部分を動かさないように、患部の上下の関節を固定します。
固定は、副木で行いますが、ない場合には、傘、木の枝、端ボール箱、雑誌などを適宜利用してください

骨折の症状
1)動かすと激痛がある
2)はれている
3)変形している
皮膚に傷ができない単純骨折と皮膚に傷ができ、出血する、また骨が皮膚を突き破ることもある複雑骨折があります

包帯を巻くには
1)傷を感染からまもる、出血をとめる、安静を保つ、痛みをやわらげるなど、目的や使用部位に応じた包帯をえらびます
2)強く巻きすぎて血液循環を妨げないようにします
3)末っしょうから中枢へ向かってまきます。手の場合は、手の先から付け根に向かって巻きます
4)関節の場合は軽く曲げた自然な位置で巻きます

脈拍をはかるには、
しばらく安静にしてから測定を初め、脈のリズム、強弱などの異常に注意しながら一分間数えます。脈拍は、年齢、性別、運動、精神状態などによって変化しますが、
新生児 120〜140
乳児  100〜120
1〜2歳 90〜110
2〜3歳 80〜100
学童期  70〜 90
13歳〜20歳70〜 80
成人   60〜 80
老人   60〜 70
が正常です

神経に対する刺激を取り除くには
湯たんぽ、電気あんか、温湿布、電気毛布をつかいます。
温かい刺激は、血管を拡張し、血行がよくなるため、緊張を緩ませる効果があります
不安や孤独な時はまず身体を温めましょう
なにも温めるものがない時、二の腕やお腹、太ももなど、冷えやすいところに手をあてて温めましょう
もし、そばに誰かいるならくっついているといいです
※直接、湯たんぽや電気あんかを肌につけると低音火傷になる恐れがあります。低音火傷は長時間の熱の作用でおこり、皮下組織までの3度の火傷になること多いです。タオルになどにつつんでつかってください

痛みを和らげるには
氷枕、氷のう、冷湿布をつかいます
冷たい刺激は、血管を収縮させたり痛みを和らげるため、一般に、出血時や局所の炎症、打撲、捻挫に効果があります。
※直接、氷枕等を肌につけると凍傷の恐れがあります。タオルなどに包んでつかってください

消毒するには
病原体をなくす、病原体が体内にはいる経路を遮断する、抵抗力を高めることが必要です。また介護者は、手洗いをしっかりと行います。
水道の流水で汚れを流すだけでもしないよりはマシです

食中毒が起きたら
1)吐くときは、吐物で窒息しないように顔を横にしてはかせます
2)嘔吐があるあいだは、食物や飲み物は与えないでください。うがいを行い、口のなかを清潔にさせてください。脱水症状に気をつけ、落ち着いたら、番茶や白湯を与えます
3)毛布で保温し、衣服をゆるめ、膝を曲げて、腹部の緊張をとります
※食中毒には感染型と毒素型があります
感染型…発熱、下痢、腹痛、嘔吐など。
潜伏期間は比較的長い。
毒素型…下痢、嘔吐、腹痛
潜伏期間は短い


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