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 ONE PIECE短編up

お世話になっていた教授が急逝されました。本当に突然のことで頭が真っ白になりました。訳が分からず人違いではないのか、と訃報の内容を何度も見返しました。人違いではなく、間違いなく私がお世話になった教授でした。
え?嘘?何これ何の冗談?と、受け止めることが出来ずにいましたが同級生と連絡を取って、反応を見て、現実であることを自覚しました。
途端に涙が止まらなくなりました。もう学校に行ってもいない。何処を探してもいない。おはようございますもさようならもまた明日も言えない。それを考えると余計にいなくなってしまったことを実感してしまい、しばらく布団の中で泣きました。

特別長い付き合いであった訳じゃありません。家族でもなければ友達でもありませんでした。本当にただの学生と教授という関係だったと思います。
けれど、本当に優しくしてもらいました。可愛がってもらいました。他の学生は苗字で呼んでいたけど、自分のことは名前で呼んでもらってて本当に嬉しかった。講義が終わった後にした雑談も本当に楽しかった。冗談が好きで気さくで、それでも私達学生の為に厳しく接する時もあって尊敬出来る人で、もういないんだと思うと苦しくてたまりません。
教授にもう会えないことが信じられません。だってついこの前まで会ってました。「ちゃんと勉強した?」とか「また春休み明けにね、課題はちゃんとやるように。」とかそんなことを話していたのに。これからだって教授の講義受けなきゃいけないんですよ、あなたに提出する課題だってあるのに。また春休み明けに、って言ったじゃないですか。

教授と仲が良いことを知っていた友人から、連絡が来ました。

教授がいなくなっても時間は流れるし別に世界に異変が起きる訳じゃない。それに対して色々込み上げてくるものもあるだろう。
今は泣いてもいい。送り出す時に立ち直っていればそれでいい。いつまでも泣き続けることは、亡くなった魂をいつまでもこの世に引き留めることになるから。
辛いかもしれないけど教授のためを思うなら、心の整理をご葬儀までにすることだよ。

省略しますが大体こんな感じでした。
ほんの少しだけ、励まされました。

本当は全然立ち直ってないし信じられません。学校に行けばいそうな気がしてなりません。
私情を挟んだ作品で内容について不謹慎だと思われる方もいるかもしれません。でもどうしてもこのやり切れないというか、何処にぶつけたらいいのか分からない気持ちを吐き出したかった。勝手で本当に申し訳ないです。

少しずつ立ち直っていきたいと思います。今は教授の為に泣いておきます。




先生。今までありがとうございました。
先生のこと忘れませんよ。だから先生も私のこと忘れないでくださいね。

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2018/02/06 (10:58)


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