「榛名ってさぁ、私にすごい絡んでくるよね。」
「あ?んなこたねぇよ。」
「そんなことあるよ、気づいてないの?」
「だから、絡んでねっつの!!」
「もしかしてさぁ………。」





「榛名って私のこと好きなの?」





「ばっ!!バカ!!んなわけねぇだろ!!」
そう言ってそっぽを向いた榛名の耳は真っ赤だ。
「素直じゃないなぁ。」
「だから、好きじゃねぇっつってんだろ!!」
「そうゆうセリフはその真っ赤な顔をどうにかしてから言おうねー。」
「うっせ。」
「私は榛名のこと好きだよ〜」
「なっ!!!」
おぉーさらに赤くなりよった!!
真っ赤っかじゃないか。
林檎ちゃんじゃん!!
可愛い!!
チューしてぇー!!
しちゃおうかな……したいなぁー
「好きって言っちゃいなよ!!」
「だーかーらー!!」
もう我慢ならん!!
私は前に乗り出して榛名に顔を近づける。
そして
ちゅっ
ほっぺたにちゅーしてやった。
「な、あ、うあ!!」
「へへへ。」
「へへへ。じゃねぇーよ!!」
「ねぇ、榛名、好きだよ。」
「ったく。」
「壱、こっち来い。」
そう言って榛名は私を手招きするから私はまた身を乗り出した。
するとアゴを掴まれ噛みつくようなキスをされた。
うわぁ、うわぁ、うわぁぁぁぁああああ!!
幸せだ!!
榛名が名残惜しそうに唇を離した。
「俺が素直になったら大変なことになんぞ。」
「その大変なことを求めてんだけど。」
「後悔すんなよ。」
「好きって言ってくれたら絶対後悔しない。」
なんて言ったら、
「バカじゃねぇの?」
そう言って唇が触れるか触れないかギリギリのところで
「好きだ。」
と囁かれた。
そしてまた私たちはキスをした。




好きと言って





-------------------------
シチュエーションが分からない^^;
ご想像にお任せします!!


回遊魚


back
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -