「ねぇ、沖くん。」
「ん?どうかした?」
隣の席の冴木さんに急に話しかけられて少し驚いた。
「それ。」
そう言って冴木さんはオレの机の上を指さす。
何かと思い指がさすものを見れば、朝買った飲み物のおまけについてたクマのストラップ。
オレはそれを持ち上げて
「これ?」
と聞けば彼女はちぎれんばかりに首を縦に振った。
「欲しいの?」
「うん。あ、でもダメならいいよ!!」
「いいよ。あげる。」
「ホントに!?ホントにいいの!?」
「うん。」
そう言ってクマのストラップを手渡す。
「わーありがとう!!」
ぱぁぁああと輝くような笑顔をこっちに向けてくる。
ま、まぶしい。
笑うとかわいいなぁ。
「今度なんかお礼するね!!」
「じゃあさ、今度の試合、応援しに来てよ。」
「へ?野球部の?」
「うん。」
「了解。精一杯応援するよ。」
笑顔で冴木さんはそう言った。
この笑顔で応援されたら最高だろうなぁ。
「冴木さんが応援してくれたら絶対勝つよ。」
というか、あなたのために勝ちたいです。
勝ったらきっと今よりもっときれいな笑顔が見れる気がするから。





笑顔キラキラ





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よくわからないのはいつものこと!!
しょうがない!!
とか何とか言ってみたりして………
これ沖くんかなぁ?


回遊魚


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