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世話を焼く瀬名



「なまえ、ちょっと。髪の毛乱れてんじゃん。せっかく綺麗な髪の毛してるんだからちゃんと気を遣わないとダメでしょ〜? 」
「瀬名先輩……すみません。」
「ほら、俺が直してあげる。」
「え、あ、ありがとうございます……。」



「なまえ、服。シワになってるじゃん。」
「あっ瀬名先輩。」
「女の子なんだからちゃんと綺麗にしなきゃダメじゃん。学校に確かスチーマーがあったから持ってきてあげる。直しなよ? 」
「す、すみません……。」



「なまえ、目の下クマすごいけど、また寝てないんじゃないの? 」
「瀬名先輩。最近忙しくて……。ハハハ。」
「ハハハじゃないでしょ! ちゃんと寝ないと。ほら、手伝ってあげるから今日は早く家帰りな。」
「うう……。ありがとうございます……。」


「あ、なまえおはよ。ほら、早く準備しないと遅刻するよ? 」
「ん? 先輩? お、おはようございます……? 」
「昨日も夜遅くまで仕事してたけど、そうなったら朝辛いからこれからは気をつけなよ? 」
「え、ていうか先輩なぜここに、」
「え? なぜって何が? 心配だから俺がなまえの面倒見てんでしょ? だからこれから心配かけないでよね? 」
「??? 」


「なまえ、ドレス姿似合ってるよ。」
「はぁ……。」
「これからよろしくね、俺が一生面倒みてあげるね。」
「何かがおかしい気がする……。」