にっかり青江



にっかり青江(どうにかなりそう)

「へぇ、僕に興味があるのかい」そう言ったのはにっかり青江だった。審神者の彼女はただ単に近侍にしていただけに過ぎないのだけれども、そんなことは全くないので勘違いも甚だしいと思い彼に悪態をついてしまった。「そんな態度を僕に取るんだね、へぇ。面白い」この刀を愛ではする人は居ても、にっかり笑った女の幽霊を切ったことはあれども、勘違いも甚だしいだなんて言われるとは思っても居なかった。



それから月日は流れ、にっかり青江は近侍から外されいよいよ、会話をする機会も失いかけていた。どうして、審神者の彼女と接触を図りたいのか、全くの謎に包まれていてわからない。綺麗な深緑色の髪の毛をくしゃりとあげて。呟いた。「どうにかなってしまいそうだよ、本当」

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